コルセットを巻くとなぜ腰の痛みが楽になるの?(2021年05月27日 14時54分) 整体院&パーソナルトレーニングジム 姿勢改善Studio きずな日暮里

こんにちは。
きずな日暮里接骨院の藤田です。

腰の痛みでお悩みの時、コルセットを巻くかどうか選択肢が上がると思います。
コルセットを巻くと筋力が落ちるという説がありますが、痛くて活動量が減ってしまうのであれば、積極的にコルセットを巻いて痛みのない範囲で活動していたほうが身体にはいいです。

腰の痛みや不快感の多くはその感じる部位の筋肉などによる「助けてくれ!」というようなSOS信号です。
コルセットを巻くことで腰まわりの負担が緩和されるため、SOSを出す必要がなくなるので、痛みも落ち着きます。
今回はコルセットを巻くとなぜ楽に感じるかについて解説していきたいと思います。

その理由とは主に3つです。
1.コルセットを巻くことで腰周りが固定される
動かして痛い時に、固定して可動域を制限することで動かす機会を減らし、痛みの起きる機会も減らしてくれます。


2.骨盤が前傾に促されやすくなる
いわゆる骨盤が立つという状態です。
ほとんどの方は骨盤が後傾、後ろに傾むいた状態の方が多いです。
骨盤が後ろに傾いていると猫背になりやすくなってしまい姿勢が悪くなります。
姿勢が悪くなると骨でしっかり支えることが難しくなるので、支えが筋肉に依存します。
それだけではなく、ふくらはぎやふとももの前(特に外側)、腰の筋肉に負荷が集中しやすい使い方になります。
骨盤が立つ(前に傾きやすくなる)と骨でしっかり支えやすくなるので、筋肉に余計な負荷はかかりづらくなります。

3.腹圧が高まる
腹圧とは、腹筋と横隔膜の収縮によって起こるお腹の中の圧力のことです。
細長い風船をイメージするとわかりやすいと思います。
空気の少ない風船は立つことができません。
空気を入れた風船はまっすぐの状態を維持することができます。
身体の中も同じです。
腹圧が高まることで、圧力の力で身体を支えやすくなるので、筋肉に余計な負担がかかりづらくなります。

筋肉だけ支えるより、骨や圧力でも支えられたほうが筋肉にとって楽ですよね。
筋肉にも余裕ができれば、SOSを出す必要もなくなります。
だから、コルセットを巻くだけで腰の痛みも緩和されますし、軽くなったような感覚になるのです。 

いかがでしたでしょうか?
コルセットを巻いて楽になるのであれば、当院の骨盤矯正メニューは非常にオススメです。
当院の矯正メニューは矯正と運動の要素があります。
矯正により可動域や身体の硬さを改善し、運動によって身体の使い方やクセ、筋力不足を改善することができます。

矯正だけでは可動域や身体の硬さが改善されても、身体の使い方やクセが変わってなければどうしても元に戻りやすいです。
運動だけでは正しい姿勢への身体の使い方がわかっても可動域や身体が硬ければそもそも動きません。
両方一緒にやるのが大切です。

当院の骨盤矯正は骨盤を後傾から前傾に促しやすくすることができますし、インナーマッスルも運動により鍛えることができます。
つまり、コルセットを巻いてなくてもコルセットを巻いたような状態を再現できるようにすることができます。
だからオススメなのです。

1回の施術で筋肉が育ったり、使い方やクセがよくなったりすることは難しいので、通院がどうしても必要になりますが、腰の痛みに長期間悩んでいてコルセットを巻くと楽になるような人であれば、この矯正と運動が合わさった当院の矯正メニューをぜひお試しください。