こんにちは。
きずな日暮里の藤田です。
皆さんは姿勢が悪くなる原因をご存じでしょうか?
姿勢が悪くなる本当の原因は「身体の使い方」です。
今回は姿勢が悪くなる原因についてと姿勢を良くする方法について詳しく解説していきたいとおもいます。
まず、悪い姿勢の原因を知るために良い姿勢とはどういう状態のことを指すか整理していきましょう。
良い姿勢とは立っている状態で横から見た時に耳たぶ、肩の出っ張り(肩峰)、股関節の出っ張り(大転子)、膝のお皿の裏側、外くるぶしの出っ張り(外果)の5か所が一直線にそろった状態のことをいいます。
この5点のことを私は「骨の軸」と呼んでいるのですが、この骨の軸が真っすぐにそろっていても、胸が下がって背中が丸まっていたり、骨の軸が斜めに傾いていると良い姿勢と呼ぶには不十分です。
なので、良い姿勢とは次の3つ条件が揃っている必要があります。
1、胸とお尻があがっている
2、骨の軸が揃っている
3、骨の軸が真っすぐ立っている
この3つの条件がそろっていて初めて良い姿勢と呼ぶことができます。
反対に言えばこの3つのどれがひとつでもかけてしまうとそれは全て悪い姿勢と呼ぶことができるわけです。
ですから、悪い姿勢になってしまう原因は筋肉の張っているからでも関節が硬いからでも筋力不足だからでもなく、この3つの身体の使い方が「同時に」できるかどうかによるということになります。
では、良い姿勢を作るために何をすればいいのかというと、この3つの条件を達成できるような身体の使い方をできるようにすればいいわけです。
具体的に言うと、胸とお尻をあげる背中の筋肉の使い方ができるようになり、
骨の軸を揃えるお腹の筋肉の使い方もできるようになり
骨の軸で真っすぐ立てる脚の筋肉の使い方もできるようになれば良い姿勢になれます。
つまり、これらができるように練習しないといけません。
しかし、できるようになるだけもダメです。
これらの使い方ができるようになって良い姿勢になれるようになっても良い姿勢をキープできなければあまり意味がありません。
※青い所の筋肉があまり使えてない筋肉
キープをできるようにするためには筋力が必要です。
つまり、「良い姿勢になれる身体の使い方のフォームで筋トレをする」が現状考えられる中で一番良い姿勢になれる方法です。
いかがでしたでしょうか?
まとめると良い姿勢になれない原因は「身体の使い方」
良い姿勢をキープできない原因は「その使い方での筋力不足」
なので、「良い姿勢になれる身体の使い方のフォームで筋トレをする」が悪い姿勢を卒業する一番の方法になります。
良い姿勢になれる身体の使い方はほとんどの方が苦手です。
人の身体は使いやすい筋肉に頼ってしまうので良い姿勢になれる身体の使い方をする機会がほとんどありません。
だからこそ運動をする習慣をつくり、苦手な筋肉を意識して使うということが非常に大事になります。
得意な筋肉に頼ってばかりいた結果が肩こりや腰痛になってしまうことも多々あります。
やみくもに運動しても改善しない理由もこれです。
詳しい身体の使い方はブログではなかなかお伝えすることも難しいので、本気で姿勢改善に取り組みたい方や慢性痛に悩み整体に通っても変化が乏しい方、体型に悩んでる方はぜひ当院へ足を運んでいただければと思います。
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