こんにちは。
きずな日暮里の藤田です。
今回は痛みが軽減するセルフケア方法の考え方についてです。
皆さんは肩をあげると痛いとか、身体をそらせると痛いとか、立ち上がる瞬間が痛いとか特定のシチュエーションになると痛いということはありませんか?
痛みの出る原因は人それぞれですが、その痛みをセルフケアで軽減できるかもしれません。
その方法とは運動パターンを変えてみるということです。
例えば、肩をあげると痛い症状をもっているときに何も意識せず手をあげれば当然痛みが出ると思います。
なのでそこに少し工夫を加えてみます。
パターン①手首をそらしたままあげてみる
パターン②手首をまげたまま手をあげてみる
もし痛みの変化が少しでもあったらそのどちらかをキープしたまま他の動かし方を変えてみます。
パターン③肩をすぼめたままあげてみる
パターン④肩をさげたままあげてみる
さらに変化があればさらにこれもキープしていきましょう。
変化がない場合はいまの痛みには関係ないので意識しなくて大丈夫です。
このように同じ手をあげるでも4通りの運動パターンができたと思います。
この中で一番痛みを感じないパターンであげたりさげたりを10回×3セットほどしてみて、その後に何も意識しないで腕をあげてみましょう。
もしかしたら、腕の痛みが少なくなることがあるかもしれません。
少なくなるようであれば、その運動を習慣づけてみましょう。
その習慣がある限りは身体の状態が変わらない限り痛みの出づらい身体のクセができてくれます。
いかがでしたでしょうか?
全ての痛み、誰にでも効くような方法ではないですが、セルフケアをするうえでこのように運動パターンを変えてみるという視点はとても大切です。
痛みの原因がなんであれ、これをすると痛みが楽になるというものがありましたら積極的にやってみましょう。
ただ、ほかの部位に負担をかけて他の部分が痛くなることがありますので、その時は控えめにして様子をみるようにしてみてください。