こんにちは。
きずな日暮里の藤田です。
今回は良い姿勢になれる使い方をご紹介します。
良い姿勢になれる使い方は5つです。
1.首の使い方
2.背中の使い方
3.お腹の使い方
4.股関節の使い方
5.足の使い方
これらの使い方を同時にできれば良い姿勢になることができます。
1.首の使い方
首の骨は全部で7こありますが、おおまかに下のほうと上のほうで2か所動かす意識ができます。
首の真ん中より下を動かすのは簡単にできると思いますが、上のほうは少し難しく感じると思います。
上のほうを動かすことがスムーズでないと顎を前に突き出しやすくなってしまうのでストレートネックになりやすくなってしまいます。
2.背中の使い方
肩甲骨を動かす際、肩甲骨を後ろに寄せる動きは簡単にできると思いますが、肩甲骨を下に下げる動きはほとんどの方ができていません。
下に下げる意識で動かせば確かに多少は下に下がりますが、二の腕を捻る方向に力を込めたほうが肩甲骨が下がります。
これができないと肩が浮いた状態になり重力に逆らって肩を浮かし続けているので肩こりになりやすくなります。
3.お腹の使い方
腹筋は肋骨から骨盤の恥骨にかけて繋がっています。
胸から恥骨に向かって腹筋を使うことは簡単ですが、恥骨を胸に向かって持ち上げるような使い方は難しく感じると思います。
これができていないと腰がそってしまうときに腹筋がブロックしてくれないのでそり放題になってしまい、腰痛になりやすくなります。
4.股関節の使い方
股関節を動かすこと自体はさほど難しくありませんが、腰を動かさずに股関節を動かすことは難しいです。
股関節より腰をメインにつかってしまうと無駄に腰が動いてしまいこれも腰痛になりやすくなります。
お腹の使い方と合わせて腰への負担をお腹の筋肉とお尻の筋肉に分散できるようにしたいです。
5.足の使い方
身体は前に重心を置きやすくできているので前によりかかったような状態になりやすいです。
ですが、そうすると足の指の力は身体の重さに耐えきれないのでほとんど使えなくなります。
足の指を使う為にも踵側に重心を置きいつでも指が使える重心にするのが大切ですが、これが難しいです。
これができないとまっすぐ立つことはできず、足元から斜めに立てばまっすぐの姿勢にはなれません。
さらに、指が負けて変形を起こして外反拇趾になったり、ふくらはぎ疲れやすくなったり、膝を痛めるきっけにもなってしまいます。
いかがでしたでしょうか?
首も背中もお腹も股関節も足もただ動かすこと自体は簡単にできますが、得意な動かし方ばかりしていて、いま挙げたような使い方はちょっと難しいのではないでしょうか?
良い姿勢はこれらの使い方ができればなることができますが、ひとつでも足りてないと無意識のうちにすぐに悪い姿勢に戻ります。
苦手だからこそ練習して上手になれるようにしていくことが大切です。
自転車もはじめからスイスイこげないと同じように良い姿勢も練習してこそ慣れるものです。
だからこそ練習する習慣が大切で、その習慣とは運動する習慣です。
ストレッチも身体の使い方が上手じゃないと、柔らかくできる範囲も限られてしまいます。
硬いところを狙ってケアするためにも、苦手な身体の使い方はできるようにしたいですね。
当店では、身体の使い方に力を入れているので、他のところと比べると地味でつまらない運動ばかりかもしれません。
しかし、大切だからこそみなさんにも知ってもらって覚えて欲しいと思っています。
5この使い方がわかる→組み合わせ方もわかる→トレーニングの種目にも応用ができる→日常生活の動きにも応用ができると目標を立てていただければと思います。
最初は覚えることがたくさんあって難しいかもしれませんが、精一杯サポートさせていただきますので、まずは体験から一緒に頑張ってみませんか?