こんにちは。
きずな日暮里の藤田です。今回は姿勢についてお話します。
多くの方が、「悪い姿勢で過ごしてはいけない」と考えているかもしれませんが、実はそうではありません。リラックスする時には、悪い姿勢も役に立つことがあるのです。
悪い姿勢は、特定のシチュエーションでは適切です。特に、リラックスして身体を休めたいときには、自然と取りやすい姿勢でもあります。悪い姿勢自体には良い悪いはなく、ただ強くて使いやすい筋肉を活用した、身体にとって簡単な姿勢なのです。休息時には、無理せずこのような姿勢を取ることで、体を効率的に休めることができます。
一方で、活動時には「良い姿勢」が重要です。良い姿勢を保つには、普段あまり使われない弱い筋肉を働かせる必要があります。そのため、良い姿勢に慣れていないと、初めは疲れやすく感じるかもしれません。しかし、活動時に良い姿勢を保てないと、結局悪い姿勢で過ごすことになり、肩こりや腰痛の原因となる、強くて使いやすい筋肉に過度の負担がかかってしまいます。肩の僧帽筋や腰の腰方形筋がその代表です。
つまり、状況に応じて、悪い姿勢と良い姿勢を使い分けることが非常に大切です。身体を休めたいときは悪い姿勢を、活動時には良い姿勢を意識して取りましょう。悪い姿勢と良い姿勢の違いは、「簡単か難しいか」であり、それぞれのシチュエーションに合わない姿勢を続けることが、真の「悪い姿勢」につながります。場合によっては、良い姿勢も悪い姿勢になり得るのです。
きずな日暮里では、シチュエーションに合わせて姿勢を使い分けるための運動指導やメニューを提供しています。姿勢をうまく使い分けたいとお考えの方は、ぜひ当店にご相談ください。