こんにちは。きずな日暮里の藤田です。
今日は、姿勢を保持し、全身のバランスを整えるのに欠かせない二つの筋肉、腹直筋と腹横筋に焦点を当てて解説します。
これらの筋肉は、日常生活での動作だけでなく、スポーツパフォーマンスにも大きく影響を与えるため、その機能と鍛え方を理解することが重要です。
腹直筋とは?
腹直筋は、俗に言う「シックスパック」として知られる筋肉で、お腹の前面に位置します。
この筋肉は胸骨と恥骨を結び、脊柱の前方から支える役割を担っています。
主に、体を前方に曲げる動作(屈曲)に関与し、また、腰への過剰な負担を防ぎながら背骨を支えることで姿勢を保持します。
腹横筋とは?
腹横筋は、腹部の最も深い層に位置する筋肉で、「自然のコルセット」とも称されます。
この筋肉は体幹の周りを横に囲むように配置されており、主に内臓を支え、体幹の安定性を高める役割を果たします。
また、呼吸時にも重要で、深呼吸をするときに腹部が内側に引き締まるのはこの腹横筋の働きによるものです。
姿勢への影響
腹直筋と腹横筋は、体幹の安定と直立姿勢の維持に不可欠です。
これらの筋肉が弱いと、腰がそりやすくなり腰痛をはじめとした腰やお腹周りのお悩みの原因になってしまいます。
特に現代人は長時間座っていることが多く、これらの筋肉が十分に使われないことが多いため、意識的に鍛えたほうがいいです。
しかし、やみくもに鍛えればいいというわけではなく、身体の使い方を意識したトレーニングが重要です。
胸からおへそに向かうような腹筋の使い方ではなく、おへそ側から胸へあがるような腹筋の使い方でなければいけません。
下から上に持ち上げるような腹筋の使い方ができることで、下腹部の筋肉も効率的に活動させることができ、そり腰を予防し、腰の負担を和らげます。
きずな日暮里では、皆さんの個々の目標やニーズに合わせた運動プランを提供しています。
姿勢の改善に興味がある方、または体幹の強化を望む方は、ぜひ当店にご相談ください。
一緒に健康的な体を目指しましょう。