こんにちは。
きずな日暮里の藤田です。
今回は「習慣の改善」についてお話しします。
ケガなどを除いた身体の不調の原因は、大きく3つのカテゴリーに分けることができます。
環境
外的な要因です。自分で変えることが難しい状況を指します。例えば、仕事や家事などが該当します。
習慣
日常生活の行動やパターンです。今の環境でどのように過ごしているか(姿勢、歩き方など)のことを指します。
身体
現在の身体の柔軟性、筋力、筋持久力、痛みの感覚などを指します。これは、環境や習慣によって形成された結果です。
例えば、「硬いから痛い」というのではなく、「硬いし痛い」という状態です。
これらは、環境や習慣が積み重なって現在の身体の状態を作り出しています。
整体院で施術を受けると、一時的に「硬いし痛い」状態が「柔らかくなって痛みも減った」という結果が得られます。
しかし、そもそもの原因である習慣が変わらなければ、また元の状態に戻ってしまいます。
そのため、習慣の改善がとても重要です。
日常生活の中で、例えば以下のことに注意するだけでも、大きな変化が期待できます。
姿勢を意識する(デスクワーク中や立っている時など)
歩き方を見直す(足の重心を意識して歩く)
ストレッチを習慣化する(朝晩に簡単なストレッチを行う)
また、現在の身体の状態は、これまでの生活習慣や環境の結果として生じたものですが、その身体の状態が習慣も変えてしまい、新たな不調を引き起こす原因になることもあります。
たとえば、肩が痛いことで姿勢(習慣)が悪くなり、腰に負担がかかりやすくなった。そして、肩も腰も痛みが生じます。
この痛みがさらに姿勢を悪化させ、他の部位にも負担をかける悪循環が生まれることもあります。
いまの環境と身体の状態によって、どのような習慣をつくるべきかというのは、健康寿命を延ばすために非常に重要なテーマです。
習慣を変えなければいけないと頭ではわかっていても1人で取り組むことはなかなか難しいです。
だからこそ、身体の専門家と二人三脚でいまの「身体の状態」と「習慣」に向き合うことが大切だとぼくは考えています。
きずな日暮里では、身体の不調やお悩みにたいして、「習慣の改善」を目的として施術や運動指導を行っております。
根本的な改善を目指して、お身体のお悩みに向き合おうと考えている方はぜひご相談ください。