こんにちは。きずな日暮里の藤田です。
今回は、日常生活で姿勢を改善するためにできる簡単なコツ、特に「立ち姿勢」に焦点を当ててお話しします。
正しい立ち姿勢を保つことは、肩こりや腰痛の予防に役立つだけでなく、見た目の印象も良くなります。
多くの方が無意識に悪い立ち姿勢を取ってしまい、体に負担をかけていることがあります。
ここでは、誰でも簡単に取り入れられる姿勢改善のポイントをいくつかご紹介します。
1. 重心を足全体に分散させる
立っている時、重心が片方の足に偏ってしまったり、前後どちらかに傾いたりしていると、骨盤や腰に負担がかかります。
理想的な立ち姿勢では、重心がくるぶしの真下にあり、左右均等に体重がかかっていることが大切です。
ポイント
くるぶし重心に慣れるために、どんな段差でもいいので足の前側半分だし、くるぶしでしっかり体重を支え、かかとに体重がかかりすぎないようにバランスを取ります。
最初はぐらつくと思いますが、練習していくうちにだんだん安定すると思います。
普段は足裏全体を使って同じようなバランスで立てるように意識しましょう。
2. 骨盤の位置を意識する
骨盤が前傾しすぎたり、後傾しすぎたりすることが、姿勢の崩れや腰痛の原因になることが多いです。
骨盤の位置を適切に保つことで、背骨や肩の位置が整い、自然な姿勢が取れるようになります。
ポイント
おへそを少し引き込むイメージで、骨盤を立てることを意識します。
おへその下に力をこめて腹筋でそり腰を防ぐ感覚をイメージしましょう。
3. 肩をリラックスさせる
肩こりの原因として、無意識に肩を上げてしまっていることがあります。
肩をリラックスさせ、自然な位置に保つことが姿勢改善の第一歩です。
ポイント
肩甲骨を軽く下げるような意識を持ち、首と肩の力を抜いてリラックスさせます。
スマートフォンやPCを見る際は、目線を高めに保ち、肩が前にも後ろにも出ないように気をつけましょう。
4. 首の位置を正す
スマートフォンやパソコン作業をする際、前かがみになり首が前に突き出てしまう「スマホ首」や「ストレートネック」と呼ばれる状態になりがちです。
首の位置を正すことで、肩や背中への負担を軽減できます。
ポイント
顎を軽く引き、首と後頭部頭の骨の境目を伸ばすように意識しましょう。
耳と肩のラインが一直線になるのが理想です。
5. 正しい立ち姿勢の確認方法
自分が正しい立ち姿勢を取れているかは、鏡で横から自分を確認してみましょう。
良い姿勢は耳、肩、股関節、膝、くるぶしが一直線になった状態です。
首は振り向くことになるので、肩の骨のでっぱり、股関節の骨のでっぱり、くるぶしの骨のでっぱりを確認するといいと思います。
まとめ
日常生活の中で姿勢を意識することは、健康を保つ上で非常に重要です。
特に立ち姿勢は基本的な動作の一部なので、ここを改善するだけで体への負担が大幅に減り、肩こりや腰痛の予防にもつながります。
今回ご紹介したコツを少しずつ日常に取り入れて、姿勢改善を目指しましょう。
きずな日暮里では、個々の姿勢の状態に合わせたアドバイスやトレーニングを提供しています。お悩みのある方はぜひご相談ください!