こんにちは。きずな日暮里の藤田です。
今回は「椎間板ヘルニア」についてお話ししたいと思います。椎間板ヘルニアは腰痛や神経痛を引き起こす一般的な症状として知られていますが、実はヘルニアがあっても痛みが出ない場合が多いことをご存知でしょうか。原因や症状、そして予防法について詳しく見ていきましょう。
1. 椎間板ヘルニアとは?
椎間板ヘルニアは、脊椎の骨と骨の間にある椎間板が変形し、中の髄核が外に飛び出して神経を圧迫する状態のことです。これによって腰痛や脚の痛み(坐骨神経痛)が引き起こされることがあります。
しかし、**健常者の約70%**が椎間板ヘルニアに罹患していても、痛みを感じないことがあります。実際には、椎間板ヘルニアが原因で痛みが出ているとは限らず、ヘルニアが形成されるほどの負担やストレスが体にかかっていることが痛みの原因である場合も多いのです。
2. 椎間板ヘルニアの原因
日常生活や仕事での負担、姿勢の乱れなどが原因で椎間板に過度なストレスがかかることで、ヘルニアが形成されやすくなります。このため、椎間板ヘルニアが発生したからといって、必ずしもそれが痛みの直接的な原因とは言えません。
長時間のデスクワーク: 姿勢が崩れた状態で長時間座っていると、腰椎に負担がかかります。
重いものの持ち上げ: 不適切な持ち方で重い物を持ち上げることで、椎間板に急激な圧力がかかります。
運動不足や筋力低下: 筋肉が弱いと、姿勢を支える力が不足し、椎間板に余計な負担がかかります。
3. 椎間板ヘルニアを予防するためのポイント
椎間板ヘルニアの予防には、姿勢の改善と適度な運動が重要です。また、椎間板に過剰なストレスがかからないようにすることも重要です。
正しい座り方と立ち方: 骨盤を立てて座り、重心が偏らないように意識しましょう。
体幹トレーニングとストレッチ: 姿勢を支える筋肉を強化し、筋肉の柔軟性を高めることで、腰椎への負担を減らします。
4. まとめ
椎間板ヘルニアが発生しても、必ずしもそれが痛みの直接的な原因とは限りません。重要なのは、ヘルニアが発生するほどの負担やストレスを体にかけないよう、日常生活で姿勢を改善し、適切な運動を取り入れることです。もし腰痛や脚のしびれにお悩みの方は、ぜひきずな日暮里にご相談ください。個々の状態に合わせた施術とアドバイスを提供いたします。