こんにちは。きずな日暮里の藤田です。
肩こりは肩周りの筋肉の緊張や血行不良が主な原因ですが、実は肩こりが引き起こす問題は肩周りだけにとどまらず、全身に影響を及ぼすことがあります。今回は肩こりが引き起こしやすい体の他の問題についての解説です。
1.頭痛
肩こりが進行すると、首や肩周りの筋肉が緊張し、神経や血管を圧迫することがあります。これが原因で「緊張型頭痛」と呼ばれる頭痛が発生します。緊張型頭痛は、頭の後ろから前にかけて圧迫感を伴う痛みが全体的に広がることが多いです。
2.目の疲れ・視力低下
肩こりによって首や肩周りの血行が悪化すると、眼への血流も低下するため、目が疲れやすくなり、視力が一時的に低下することもあります。特にデスクワークやスマホの見過ぎによる肩こりの場合、目の疲れも強くなりがちです。
3.めまい・ふらつき
肩こりが原因で首の筋肉が固まると、首の動脈や神経が圧迫され、脳への血流が悪くなることがあります。これにより、脳が十分な酸素を受け取れず、めまいやふらつきが生じやすくなります。
4.自律神経の乱れ
肩こりによって首や肩の筋肉が緊張すると、自律神経が影響を受けやすくなります。自律神経が乱れると、疲労感が抜けない、眠りが浅い、胃腸の調子が悪くなるなど、さまざまな体調ふりょうが生じる可能性があります。
5,手や腕の痺れ
肩こりが進行すると、肩や首の筋肉が神経を圧迫し、手や腕にしびれが出ることがあります。特に、頸椎に負担がかかると、首から手に伸びる神経が影響を受けやすくなり、しびれや痛みが現れることが多いです。
6.背中や腰の痛み
肩の筋肉が硬直すると、肩甲骨や背中、さらには腰にまで影響が及ぶことがあります。肩周りの筋肉が緊張することで、自然な姿勢を保ちにくくなり、背骨や腰への負担が増え、痛みを引き起こす原因となります。
予防・対策方法
姿勢の改善:日常の姿勢を意識して、デスクワーク時は肩や首が緊張しないように心がける。
適度な運動:肩周りのストレッチや軽い運動を取り入れ、血行を促進。
温める:お風呂やホットパックなどで筋肉を温め、血流を良くする。
肩こりが引き起こす不調は、早めの対策が重要です。症状が軽いからとほっといたりせず、肩こりのケアを意識しましょう。
きずな日暮里では、肩こりに対してストレッチやマッサージで筋肉の緊張や血行不良にアプローチしつつ、トレーニングでセルフケアの方法や、自宅でもできるストレッチ方法をお伝えさせていただいています。また、姿勢を改善するためには、良い姿勢を作る身体の使い方を覚えて、クセづける必要があります。運動初心者の方でもわかりやすく丁寧に指導していますので、肩こりを根本的に改善・予防をお求めの方はぜひ当店にご相談ください。