こんにちは!きずな日暮里の藤田です。
「産後太りで体型が戻らない…」「骨盤の歪みが原因?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
でも、実は産後の体型の悩みは 骨盤の歪み ではなく、身体の使い方の変化 と 女性ホルモンの影響 に原因があるんです。
今回はその理由について詳しく解説していきます!
産後の体型が戻りにくい本当の原因とは?
1. 妊娠中の身体の使い方の変化
妊娠中、お腹が大きくなることで 腹筋 が引き伸ばされ、使えない状態になります。
本来、腹筋は そり腰 を防ぐ役割を果たしますが、
妊娠中はお腹の重みもあり、どうしても そり腰 の姿勢になりやすいのです。
2. 女性ホルモンの影響で脂肪がつきやすい
産後は女性ホルモン(エストロゲンなど)の分泌が増え、
女性ホルモンは 女性らしい身体つきを作るために脂肪を蓄える 働きがあります。
そのため、産後は脂肪がつきやすく、
男性と比べて脂肪を落とすのが難しい のが現実です。
特にこんな部位が気になりやすい…
• 下半身(ふともも・ふくらはぎ)
• 腰回り
• お腹周り
さらに、妊娠中に崩れた身体の使い方が残っていると、
脂肪がついた部位 にさらに負担がかかり、余計に落ちにくくなります。
骨盤の歪みが原因ではないの?
確かに妊娠中は、赤ちゃんが産道を通るために骨盤が開きます。
しかし、出産後はホルモンの作用で 自然に元の位置に戻る ため、「骨盤が歪んだまま」というケースはとても少ないのです。
ただし…
• 骨盤が歪んでいなくても、骨盤が傾いて見える ことがあります。
• これは、腹筋や身体の使い方を見直すことで改善できます!
産後太り対策エクササイズ
プランク
目的:妊娠中に弱くなった腹筋の筋力、筋持久力の回復
やり方
1. イスなどに手を着いて、足を伸ばし腕立て伏せのような状態を取る
2. お尻を一度上げた状態で身体を丸めてお腹に力を込める
3. お腹に力を込めたまま、お尻を落とすと身体がそらずに止まる
4. そのまま30秒3セット
立ちプランク
目的:日常生活でもそり腰にならない腹筋の使い方を意識するため
やり方
1. まず、お尻を前後に動かして、どっちに動かしても腰がそることを確認する
2. 一度そりながらお尻を後ろに突き出し、プランクのようにお腹に力を込める
3. お腹に力を込めたまま、お尻を前に突き出して身体がそらずに止まることを確認し、腹筋の疲労感を感じる
4. お腹に力を込めたまま、お尻を後ろに突き出してもお腹の疲労感を感じる
5. 3と4を繰り返す
※終始胸が下がらないように注意!胸が下がっても、お腹に力をいれると身体が丸まるもの。胸が下がらない範囲で!
散歩
目的:脂肪燃焼
やり方
• 30分以上 を目安に、無理なく 歩く習慣 をつけましょう。
• リラックスしながらも 早歩き を意識すると、より効果的です。
• 姿勢を整え、 立ちプランクを意識して歩くことで、腹筋にも軽い負荷がかかります。
ポイント:
• 赤ちゃんと一緒に外を散歩するのもおすすめ!
• 毎日少しずつ継続することが大切です。
このエクササイズを取り入れることで、産後に弱くなった腹筋を回復し、日常生活でも 正しい姿勢 を意識できるようになります。
また、軽い有酸素運動(散歩)を組み合わせることで、 脂肪燃焼 効果も期待できますよ!
無理せず、少しずつ続けていきましょう。
まとめ
産後太りの原因は、次の2つが大きく関わっています:
1. 妊娠中の姿勢や腹筋の変化 → そり腰・下半身太りの原因に
2. 女性ホルモンの働き → 脂肪を蓄えやすく、落としにくい状態に
そこで大切なのは、正しいエクササイズ を取り入れて体型を改善すること!
プランクや散歩を日常に取り入れ、少しずつ身体を整えていきましょう。
きずな日暮里では、姿勢改善をはじめとした個々のお悩みに合わせた運動指導も行っています。
整体やマッサージだけで改善しなかった方も、ぜひお気軽にご相談ください!