体を柔らかく毎晩30分もストレッチしているのに全然体が柔らかくならない。
ということはございませんか?
実はストレッチのルールを知ることで、自分でもしっかり改善できるストレッチをすることができます。
体を柔らかくしたい方はぜひ続きもご覧ください。
■時間をかければいいわけではない
まず、毎晩30分もストレッチに向き合う習慣ができているのであれば、とてもすごいです。
しかし、体を柔らかくすることが目的だったのであれば、少しもったいなと思います。
なぜなら、時間をかけるストレッチの目的は、体を柔らかくすることというよりは、ストレッチした部位の疲労を回復する目的が強いからです。
体を柔らかくしたいのであれば、まとまった時間を確保するよりは、ストレッチする頻度を増やしてストレッチをしていない時間を連続させないことが重要になります。
■ストレッチの種類
ストレッチは大きくわけて2種類のストレッチがあります。
動的ストレッチ..強めのストレッチをリズミカルに行うストレッチ。運動前のウォーミングアップに行う。
静的ストレッチ..優しい強さのストレッチを15~30秒キープして行うストレッチ。運動後のクールダウンに行う。
これらストレッチは、どちらも柔軟性の改善の効果が期待できます。
ただし、静的ストレッチは柔軟性だけじゃなく、疲労回復効果も期待することができます。
■目的に応じたストレッチの選択
今回のように柔軟性だけが目的であれば、時間のかかる静的ストレッチでなくとも、動的ストレッチでリズミカルに8回3セットを行うだけでも十分にその場での変化を実感できるでしょう。
ただし、体の柔軟性は常に柔らかくなったり硬くなったりしています。
大きく体を動かしていれば、それだけで柔らかくなりますし、反対にあまり体を動かさなければ、すぐに硬くなってしまいます。
だからこそ、重要なのは、「頻度」です。
仕事のキリのいいタイミングや、移動のする時の前後に簡単にストレッチをすることで柔軟性を維持することができます。
寝る前のストレッチの時だけ、疲労回復効果を期待して15秒~30秒を3セット行うといいでしょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
夜の時間だけしっかりストレッチを行っていても、寝てる間に硬くなり、その後も仕事や家事で大きく体を動かさなければさらに硬くなってしまいます。
一番硬い時にストレッチをしても体が柔らかい状態で過ごせる時間が寝る前のわずかな時間だけですと、少しもったいないと感じてしまいませんか?
だからこそ頻度が大切。
頻度を意識してストレッチ習慣をぜひつくってみてくださいね。