最近は在宅勤務で座りっぱなしの時間が増える一方
夕方になると脚はむくむし、肩はこるし、疲れがたまって気分までどんより
そんな患者様から何か対策はないのかな……?とお声をいただきました。
座りっぱなしで動かないと、血流が悪くなり、代謝も低下して、“不調のスパイラル”にはまってしまいます
とはいえ、運動が必要と分かってはいても、なかなか時間がとれない……
そんなときに、手軽にできる改善策が「ふくらはぎケア」です。どのように行うと効果的かお話していきましょう
ふくらはぎは「第2の心臓」
なんとなくすっきりしない、むくみやすい、肩がこる……そんな状態が続くようなら、血流が悪くなっているのかもしれません
在宅勤務も増えて動かなくなりがちな昨今は、そうした状態に拍車がかかっている人も少なくないでしょう
ふくらはぎは体の一番下、心臓から遠い位置にあります。体中に血液を巡らせるには、このふくらはぎから心臓へ、
つまり下から上へと血液を送らなくてはなりません。通常、ふくらはぎの筋肉がポンプとなって、血液を押し上げています
こうしたことから、ふくらはぎは「第2の心臓」といわれることもあります
座りっぱなしで動かなくなると、このポンプの働きが弱り、むくんだり冷えたりする原因となります
それではさっそくふくらはぎの状態をチェックしてみましょう。
□両手の親指と人さし指でつくった輪っかに、ふくらはぎが入る
□ぶよぶよ、ふにゃふにゃで柔らかい
□ふくらはぎを指で押して離すと、指の痕が3秒以上もどらない
□血管がぼこっと浮き出ているところがある
□手のひらで触ると冷たく感じる
ひとつでも当てはまったら、改善が必要です。
明日はお手軽ふくらはぎケアについて話しましょう!
ではみなさんよいゴールデンウィークをお過ごし下さい。