発育性股関節脱臼(2025年01月25日 23時51分) カラダの説明書 緑橋

発育性股関節脱臼でお悩みの方へ

カラダの説明書 緑橋の奥村将です。

発育性股関節脱臼(DDH)は、幼少期に発見されることが多い股関節の疾患ですが、大人になってからも痛みや不調の原因となることがあります。適切なケアをすることで、股関節の機能改善や痛みの緩和が期待できます。
当院では、発育性股関節脱臼による様々なお悩みに、運動を用いて対応させていただきます。

発育性股関節脱臼とは?

発育性股関節脱臼とは、股関節の大腿骨頭が、骨盤側の受け皿である臼蓋(きゅうがい)にきちんと収まらない状態のことです。
その程度は、軽度の「股関節の緩み」から「半脱臼」、そして「完全脱臼」まで様々です。
早期に適切な治療を行えば、多くの場合、正常な股関節の発育を促すことができますが、未治療のまま放置したり、適切なケアを怠ると、成長後に様々な問題が生じることがあります。

発育性股関節脱臼の特徴と症状

✔️ 乳児期に見られる特徴

股関節を広げた際に、クリック音や不安定な感じがある
脚の開き具合が左右で異なる
おむつ交換の際、脚が開きにくい

✔️ 成長後(成人期)に現れる症状

長時間歩いたり、立ち仕事をすると股関節が痛む
階段の昇り降りがつらい、正座がしづらい
骨盤の歪み、左右の脚の長さが違うように見える
進行すると変形性股関節症(軟骨がすり減り痛みが発生)になる場合もある
特に、成長期に適切な治療を受けられなかった方や、
スポーツなどで股関節に負担がかかる生活を送っている方は、成人期になって股関節の不調を感じることが少なくありません。


発育性股関節脱臼の原因

✔️ 胎児期の姿勢
お腹の中で足を組んでいたり、特定の姿勢をとっていたことが影響することがあります。特に逆子だった赤ちゃんに多く見られます。

✔️ 家族歴や遺伝
ご家族に発育性股関節脱臼の方がいる場合、発症のリスクが高まることが知られています。

✔️ 環境要因
赤ちゃんの抱き方や脚の位置によっても、股関節の発育に影響することがあります。脚を伸ばした状態で抱っこするなど、股関節に負担がかかる姿勢には注意が必要です。

放置した場合のリスク

発育性股関節脱臼を放置すると、以下のようなリスクがあります。

✔️ 変形性股関節症への進行
脱臼や半脱臼の状態が続くと、股関節の軟骨がすり減り、痛みや動きの制限が進行します。

✔️ 歩行や姿勢の問題
歩き方に影響が出て、他の関節(膝や腰)に負担がかかり、全身の痛みや不調につながることがあります。

✔️ 日常生活への支障
階段の昇り降り、正座、長時間座ったり立ったりすることが難しくなり、日常生活の質(QOL)が低下する可能性があります。

当院で行う施術アプローチ

カラダの説明書 緑橋では、発育性股関節脱臼に関連する症状の緩和と、股関節の機能回復のために、以下の施術を行います。

✔️ 整体施術
股関節と骨盤のバランスを整え、自然な動きを取り戻すための施術を行います。

骨盤や腰椎の歪みを整える

筋肉の緊張を和らげ、スムーズな動きを促す

股関節への負担を軽減し、全身のバランスを改善

✔️ 鍼灸治療
深部の筋肉や血流にアプローチし、痛みや炎症を和らげます。

血行を促進し、疲労回復をサポート

自己治癒力を高め、炎症を抑える

股関節まわりの慢性的な痛みに対応

✔️ リハビリ&運動指導
日常生活やスポーツにスムーズに戻れるように、体づくりをサポートします。

股関節周辺の筋力強化

関節の可動域を広げるストレッチ

正しい歩き方や姿勢を身につけ、再発を予防

✔️ 日常生活のアドバイス
股関節に負担をかけない座り方や動き方など、ご自宅でできる改善法をお伝えします。

当院の特徴

✔️ お一人おひとりに合わせた施術
股関節の状態や、生活スタイルに合わせて最適な施術プランをご提案します。

✔️ スポーツや日常動作への対応
競技や趣味を続けたい方のために、実践的なケアを行います。

✔️ 再発防止を重視
痛みを和らげるだけでなく、根本原因にアプローチし、再発しにくい体を目指します。

ご予約・お問い合わせ

発育性股関節脱臼による症状や、股関節の不調でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
✔️ 痛みをどうにかしたい方
✔️ 動きやすい体を取り戻したい方
✔️ 日常生活での不便を改善したい方

当院は大阪メトロ緑橋駅から徒歩1分とアクセスも便利です。