変形性膝関節症は運動すべき?安静にすべき?(2025年03月11日 00時51分) カラダの説明書 緑橋

変形性膝関節症は運動すべき?安静にすべき?
大阪メトロ緑橋駅から徒歩1分
整体とパーソナルトレーニングで痛みや疲労の改善を目指す
カラダの説明書 緑橋の奥村将です。

「変形性膝関節症と診断されたけど、運動していいの?」
「膝が痛いときは安静にすべき?」
膝に痛みがあると、動かしていいのか迷うことも多いですよね。
今回は、変形性膝関節症における運動と安静のバランスについて解説します。

✅ 変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接接触することで炎症や痛みが生じる疾患です。
主に加齢や過体重、筋力不足が原因で発症し、膝が腫れたり、動かしにくくなったりします。

✅ 運動すべきか?安静にすべきか?
膝に痛みがあると「動かさない方が良いのでは?」と思われがちですが、実は適度な運動が効果的です。
ただし、症状や痛みの度合いによって対応が異なります。

① 痛みが強いとき(急性期)
- 痛みや腫れが強い場合は安静が基本です。
- 無理に動かすと炎症が悪化し、回復が遅れます。
- 冷やして炎症を抑え、医療機関で適切な治療を受けましょう。
- 必要に応じて、膝サポーターを着用して固定します。

② 痛みが軽減してきたとき(慢性期)
- 痛みが和らいできたら適度な運動を開始します。
- 関節を動かさないと筋力が低下し、さらに痛みが悪化しやすくなります。
- 血流を促進し、膝関節の栄養供給を助けるためにストレッチや軽い運動を取り入れましょう。

✅ おすすめの運動方法

① 関節の可動域を広げるストレッチ
- 太ももの前側を伸ばす「大腿四頭筋ストレッチ」
- 膝裏を伸ばす「ハムストリングスストレッチ」
- ふくらはぎを柔らかくする「カーフストレッチ」
- 無理のない範囲で、痛みを感じない強度で行います。

② 筋力強化トレーニング
膝周りの筋肉を鍛えることで、関節への負担を軽減します。
- レッグエクステンション:座った状態で膝を伸ばす運動。
- ヒールレイズ:かかとを上げてふくらはぎを鍛える。
- スクワット(軽め):壁に背をつけてゆっくり膝を曲げ伸ばし。
- タオルギャザー:床にタオルを敷き、足の指でたぐり寄せることで足裏やふくらはぎを強化。

③ 負担を減らす有酸素運動
- ウォーキング:平坦な道をゆっくり歩き、30分程度を目安に。
- 水中ウォーキング:浮力で膝の負担が減り、効果的に筋力を鍛えられる。
- エアロバイク:座ってペダルをこぐことで膝に優しい運動ができる。

✅ 運動の際のポイント
- 痛みが強くなるようならすぐに中止し、無理をしない。
- 1日おきなど、休息日を挟むことで膝への負担を軽減する。
- 運動前後にストレッチを行い、筋肉をほぐすことを忘れずに。
- 膝サポーターやテーピングを活用し、動きやすさをサポートする。

✅ 日常生活での工夫
- 座るときは低い椅子を避け、膝を直角に保てる高さに調整。
- 階段は一段ずつゆっくり上り下りする。
- 長時間の同じ姿勢を避け、適度に動かすことを心掛ける。
- 膝を冷やさず、温めて血流を良くする習慣をつける。

✅ カラダの説明書 緑橋のサポート
当院では、変形性膝関節症に対して、整体と運動療法を組み合わせたケアを提供しています。
- 骨盤や膝関節の歪みを整え、動きやすさを改善
- 太ももやふくらはぎの筋力強化をサポートし、負担軽減
- 日常生活でできるセルフケアやトレーニング方法を指導

膝の痛みでお悩みの方、まずはお気軽にご相談ください。
あなたの膝を守り、快適な日常生活をサポートします!

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