「朝起きたときに腰が重い」
「立ち上がった瞬間、腰に違和感があった」
「季節の変わり目になると腰がつらくなる」
そんなお悩みはありませんか?
9月はまだ暑い日が続く一方で、朝晩は少しずつ涼しくなり、身体を取り巻く環境が変化する時期です。
さらに、夏の運動不足や冷房による冷え、長時間の座り姿勢などが重なり、腰まわりの筋肉がこわばっている方も少なくありません。
そんな状態で急に身体を動かしたり、重いものを持ったりすると、腰を痛めるきっかけになることがあります。
今回は、季節の変わり目に腰へ負担がかかりやすい理由と、日頃から意識したい習慣をご紹介します。
なぜ9月は腰に注意したいのか?
① 夏の運動不足で身体が硬くなっている
猛暑が続いた夏は、
・外出を控える
・歩く時間が減る
・運動を休む
・休日は室内で過ごす
など、身体を動かす時間が減った方も多いのではないでしょうか。
活動量が減ると、腰だけでなく、
・お尻
・股関節
・太もも
などを大きく動かす機会も少なくなります。
その状態で急に身体を動かすと、腰に負担が集中しやすくなることがあります。
② 朝晩の気温が下がってくる
9月になると、日中は暑くても朝晩は涼しく感じる日が増えてきます。
気温が下がった環境では、身体が冷えて筋肉のこわばりを感じることがあります。
特に朝起きた直後は身体がまだ十分に動いていないため、
「起きてすぐ重い荷物を持つ」
「急に前かがみになる」
といった動作には注意しましょう。
③ デスクワークで腰・お尻が固まっている
長時間座っていると、
・腰
・お尻
・股関節
などを動かす機会が減ります。
仕事が忙しくなり、何時間も座ったままの状態が続いている方は注意が必要です。
立ち上がった直後に「腰が伸びにくい」と感じる場合は、座りっぱなしになっていないか見直してみましょう。
④ 夏の疲れが残っている
9月は夏の暑さや睡眠不足などによる疲れが残りやすい時期です。
身体が疲れていると姿勢が崩れたり、身体を動かす機会が減ったりして、腰まわりにも負担がかかりやすくなります。
「最近身体が重い」と感じている方は、腰だけでなく全身の疲れにも目を向けてみましょう。
⑤ 急な動作で腰に負担をかけている
ぎっくり腰は、必ずしも重いものを持ったときだけに起こるわけではありません。
・床の物を拾う
・靴下を履く
・布団から起き上がる
・くしゃみをする
・荷物を持ち上げる
など、日常の何気ない動作をきっかけに腰を痛めることもあります。
身体がこわばっているときほど、急な動作には注意しましょう。
こんな方は要注意
✔ デスクワークで長時間座っている
✔ 夏に運動する機会が減った
✔ 朝起きると腰が硬い
✔ お尻や股関節も硬く感じる
✔ 過去にぎっくり腰を経験したことがある
✔ 最近、腰に違和感がある
✔ 重い荷物を持つ機会が多い
当てはまる項目が多い方は、日頃から腰を固めない習慣を意識してみましょう。
腰を守るために意識したい習慣
① 朝はゆっくり身体を動かす
起きてすぐに急な前屈や強いストレッチをする必要はありません。
まずは、
・背伸びをする
・肩を回す
・軽く歩く
・股関節をゆっくり動かす
などから始め、身体を少しずつ動かしていきましょう。
② 1時間に1回は立ち上がる
デスクワークでは、同じ姿勢を長時間続けないことが大切です。
1時間に1回程度は立ち上がり、
・少し歩く
・背伸びをする
・股関節を動かす
などを取り入れてみましょう。
③ 荷物は身体に近づけて持つ
床にある荷物を持つときは、腰だけを曲げて持ち上げるのではなく、膝や股関節も使いましょう。
荷物をできるだけ身体に近づけてから持ち上げることで、腰への負担を減らしやすくなります。
身体をひねりながら持ち上げる動作も避けましょう。
④ お尻・股関節も動かす
腰が気になると、腰だけをストレッチしたくなるかもしれません。
しかし、身体を動かすときにはお尻や股関節も大きく関わっています。
・お尻のストレッチ
・股関節を回す
・軽く歩く
なども取り入れて、腰だけに負担を集中させないことが大切です。
⑤ 身体を冷やしすぎない
9月は昼間の暑さに合わせて薄着をしていると、朝晩や冷房の効いた室内で身体が冷えることがあります。
エアコンの風が腰に直接当たらないようにしたり、気温に合わせて服装を調整したりしましょう。
腰に違和感があるときは無理をしない
「少し腰が重いから強く伸ばそう」と無理にストレッチする必要はありません。
特に急に強い痛みが出た場合は、無理に揉んだり伸ばしたりせず、楽な姿勢で過ごしましょう。
強い痛みが続く場合や、脚のしびれ・力が入りにくい、排尿・排便の異常などがある場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。
腰だけでなく身体全体を整えることも大切
腰への負担には、
・背中
・お尻
・股関節
・太もも
などの状態も関係しています。
「腰が硬いから腰だけをほぐす」のではなく、身体全体を動かしていくことも大切です。
身体を整えることで、
・立ち上がりやすくなる
・股関節を動かしやすくなる
・腰まわりの重さを感じにくくなる
・日常動作を行いやすくなる
と感じる方もいらっしゃいます。
9月は夏の生活で固まった身体を少しずつ動かし始める時期です。