「最近、歩くと脚が重い」
「立ち上がると股関節が固まっている感じがする」
「夏になって身体を動かしにくくなった」
そんなお悩みはありませんか?
股関節は歩く・立つ・座るなど、日常生活のさまざまな動きに関わる部分です。
夏は暑さによる運動不足や冷房、長時間の座り姿勢などが重なり、股関節まわりの筋肉がこわばりやすくなることがあります。
今回は、夏に股関節が硬くなりやすい理由と、歩きにくさを感じる方に共通する生活習慣をご紹介します。
なぜ夏は股関節が硬くなりやすいのか?
① 暑さで歩く時間が減る
猛暑が続くと、
・外出を控える
・移動に車や電車を使う
・休日は自宅で過ごす
など、普段より歩く時間が減りがちです。
歩く機会が減ると股関節を大きく動かすことも少なくなり、股関節まわりの筋肉がこわばりやすくなります。
② 長時間座っている
デスクワークや自宅で座っている時間が長いと、股関節は曲がった状態が続きます。
その状態から立ち上がったときに、
「脚の付け根が伸びにくい」
「最初の一歩が出にくい」
と感じることがあります。
特に1時間以上座り続けることが多い方は、こまめに立ち上がることを意識しましょう。
③ 冷房の効いた室内で過ごす時間が長い
夏は冷房の効いた室内で過ごす時間が増えます。
身体が冷えたり、動かない時間が長くなったりすることで、
・お尻
・太もも
・腰
など、股関節の動きに関わる部分がこわばりやすくなることがあります。
④ 長距離移動が増える
夏休みやお盆は、
・車
・新幹線
・飛行機
などで長時間移動する機会も増えます。
長時間座った状態が続くと、お尻や股関節まわりが固まり、移動後に歩きにくさや脚の重さを感じることがあります。
⑤ 歩幅が小さくなっている
暑い日は無意識にゆっくり歩いたり、歩幅が小さくなったりすることがあります。
さらに運動不足が重なることで股関節を大きく動かす機会が減り、身体の動かしにくさにつながることがあります。
歩きにくさを感じる人の共通点
こんな生活が続いていないかチェックしてみましょう。
✔ デスクワークで座っている時間が長い
✔ 暑くなってから歩く時間が減った
✔ 車で移動することが多い
✔ お尻や太ももが硬い
✔ 立ち上がった直後に脚が動かしにくい
✔ 最近、歩幅が小さくなった気がする
当てはまる項目が多い方は、股関節まわりを動かす時間を意識的につくることがおすすめです。
今からできる股関節ケア
① 1時間に1回は立ち上がる
長時間座り続けず、1時間に1回程度は立ち上がって少し歩きましょう。
数分身体を動かすだけでも、座りっぱなしを防ぐことにつながります。
② 脚の付け根を伸ばす
片足を前、反対の足を後ろへ引きます。
身体をまっすぐにしたまま、ゆっくり重心を前へ移動させましょう。
後ろ側の脚の付け根が伸びる位置で20〜30秒程度キープします。
③ お尻をストレッチする
椅子に座り、片方の足首を反対側の太ももに乗せます。
背筋を伸ばしたまま身体をゆっくり前へ倒し、お尻が伸びる位置で20〜30秒程度キープしましょう。
④ 無理のない範囲で歩く
暑い日中を避け、朝や夕方など比較的涼しい時間帯に軽く歩くのもおすすめです。
歩くときは無理に大股にせず、自然に脚を前後へ動かすことを意識しましょう。
身体を整えることも大切
股関節の動きには、股関節だけでなく、
・腰
・お尻
・太もも
・ふくらはぎ
なども関係しています。
そのため、「股関節が硬いから股関節だけを伸ばす」のではなく、下半身全体を動かすことも大切です。
身体を整えることで、
・立ち上がりやすくなる
・脚を動かしやすくなる
・歩きやすく感じる
・腰や脚への負担を感じにくくなる
という方もいらっしゃいます。
夏の終わりに「身体が動かしにくくなった」「歩くとすぐ疲れる」と感じている方は、暑さによる運動不足や長時間の座り姿勢を一度見直してみましょう。
1日数分でも股関節やお尻を動かす習慣を取り入れて、夏に固まった身体を少しずつ動かしていきましょう。