平均と比較してかなり長い時間睡眠をとっている方を長時間睡眠者(ロングスリーパー)
時間の短い人を短時間睡眠者(ショートスリーパー)と呼びます。
一般的には6時間未満の睡眠時間をショートスリーパー
9時間以上の睡眠時間をロングスリーパーと呼ぶことが多いです。
日本は世界的にも睡眠時間が短い国なので、上記に当てはめると
ほとんどの方がショートスリーパーに分類されてしまいます。
しかしながら、睡眠の長さと健康との関係では睡眠が短いことが問題とされることが多いと
思われますが実際のデータを基にすると、睡眠時間が長すぎる場合にも
死亡のリスクが上がったり、動脈硬化のリスクが高くなったり
中途覚醒や入眠困難などの睡眠そのものの質も悪化することがわかっています。
日本やアジアのみではなく、世界各国で行われた研究結果によると
7時間未満の睡眠は、体重の増加、肥満、糖尿病、高血圧、心臓病
抑うつ、死亡のリスクを上昇させ
さらに免疫機能の障害や痛みの増大、パフォーマンスの悪化,
事故リスクの上昇などと関連性があるとされ心身健康の維持にとって
睡眠は不可欠とされています。
また先述のように長すぎる睡眠時間もまた心臓血管系の病気や
2型糖尿病などを指標とした研究で悪化が報告されています。
異常のことから、ロングスリーパーとショートスリーパーの
どちらが良いかということはないということがわかります。
各種の疫学的、研究からは健康の維持には
短すぎず、そして極端に長すぎない
睡眠時間を確保していくことが重要とされています。
現在の睡眠時間が満足できていない方は
一度HANAReにご相談ください。