前回に引き続き自律神経が乱れてしまう要因の1つである化学的ストレス(食事・栄養)を軽減するために摂っていただきたい栄養素と多く含まれている食事をご紹介いたします。
前回は、ビタミンA、ビタミンB1、B6、B12、そしてカルシウムをご紹介いたしました。
今回はさらに3つ紹介いたします。
・マグネシウム
マグネシウムには神経の高まりを抑える働きがあります。不足することでイライラや精神の不安定感が起こります。
また、その他にも吐き気や嘔吐、眠気、だるさ、震え、食欲不振などの症状もおこりやすくなるため、うつ病や自律神経失調症の方は積極的に摂取しましょう。
<マグネシウムが多く含まれている食材>
大豆製品、ひじき、昆布、アーモンド、納豆、ココア、そば
・鉄
鉄が不足すると疲労や息切れを起こしやすくなります。
また食欲不振にもつながります。うつ病や自律神経失調症は食事が摂れない(食欲がない)方が多いのでやはり必要な栄養素といえます。
<鉄を多く含む食材>
レバー、ほうれん草、ひじき、しじみ、うなぎ、あさり
・亜鉛
亜鉛は脳の神経伝達物質を作るため、足りなくなると精神的不安定症状が出現します。
亜鉛は現代人は欠乏症になりやすいためサプリメントなどでも積極的に摂取するよう心がけましょう。
<亜鉛が多く含まれる食材>
レバー、貝類(牡蠣など)、豆腐
以上が自律神経の乱れや不調を防ぐために摂取していただきたい栄養素と食材になります。
しかしながら、自律神経の乱れを食事だけで改善することは難しく、専門的なアプローチが必要となります。
自律神経の乱れなどでお悩みの方はHANAReにご相談下さい。