これという理由もないのに、毎日疲れていると感じることはありませんか。
くり返しているうちに、気がつくと体が重だるいのが当たり前の状態になっている。こんな体調があなたの「普通」になっていませんか?
長引く疲れには根深い理由があり、原因を解決しなければ疲れやすい体質になってしまいます。特に、体を休めるために寝たはずなのに、朝起きたときがだるいという方は、疲れの危険信号になります。
疲れを感じているときは、たいていの場合、自律神経の乱れが考えられます。自律神経にはリラックスしているときの副交感神経と緊張やストレスを感じているときの交感神経があり、刺激を受けて自動的に体の機能を調整します。
2つの神経のバランスがうまくとれているのが健康な状態なのですが、疲れを感じるときは、交感神経が優位になっている時間が長くなっています。交感神経が優位な状態が続くと、筋肉が緊張している状態が長く続き、血行が悪くなり、肩こりや腰痛を引き起こします。
痛みがあるときに市販の薬やマッサージで痛みが解消したとしても、その状態が長くは続かず、またすぐにつらい状況になることが多くありませんか?
それは、疲れの原因が根本から解消されていないためです。
交感神経は、内臓や血管の壁の筋肉にも影響を与えます。消化管にある筋肉がうまく働かなければ便秘や消化不良などの消化器系の不調が現れるし、血管にある筋肉が収縮すれば、血流が悪くなり高血圧の引き金になります。
筋肉はもちろん心臓にもあります。交感神経の緊張が心臓、心筋にも影響を及ぼし続けると、心不全や不整脈の原因にもなりかねません。
疲れた体が抱えやすい不調はとても広範囲ですし、さまざまな症状が重なって引き起こされることがわかります。そのため、疲れを放置して長引かせてはいけません。自律神経のバランスを整えて健康な状態が維持できるようにしましょう。
HANAReで行う施術は副交感神経を優位にするためのアプローチとなっています。常に疲れを感じている方やうまく休息をとれていない方は是非一度、ご相談ください。