目が疲れると目の周りを押したくなったり、目を閉じたくなったりと感じることはありませんか。その目の疲れには主な原因が3つあるいわれています。
・何かを集中して見続けたり、近くで物を見続けたりすることによる「筋肉の疲労」
・空気の乾燥やエアコンの風が当たることによる「ドライアイ」
・パソコンや携帯電話などの画面から発せられる「ブルーライト」
特に寒い季節は、空気の乾燥とエアコンの風があたるというダブルの原因でドライアイになりやすく、目が乾き、涙が減る。そして外界の刺激を直接受けやすく、目が疲労しやすくなる、といわれています。
目の疲れを少しでも軽減するためには、以下のことを日常生活から気を付けていくことが大切です。
・まばたきを意識的にしていく
・エアコンの風を直接あてないようにする
・ブルーライトカットの眼鏡やディスプレイフィルム等を利用する
・横向きなどの悪い姿勢で携帯を長時間閲覧しない
・パソコンや携帯電話を見ている時、読書など近くを見る時間が長くなったら、1時間に1回程度、遠くを見たり目を閉じたりして休ませる
・睡眠をしっかりとる
また、目の周りのツボを押して脳の疲労回復、リラックスしましょう。
・攅竹:眉毛の内側にあり、指先でさわると細い筋を感じるところ
・魚要:眉の中央あたりに位置する小さなくぼみ
・糸竹空:眉尻の下で、眼窩の縁に沿ったくぼみ
・太陽:眉尻と目尻のちょうど真ん中で親指分外側
・承泣:目の下の骨のふちにあって、まっすぐ前を見たときの瞳の下、かすかなくぼみを感じるところ
・晴明:目頭の内側で少し上にあるくぼみの中
目を閉じ、ツボを押しながら深呼吸すると、自律神経のバランスを整えることできます。是非試してみてください。