私たちの体にはすばらしい働きがあります。 免疫力 です。
けれど悩みや心配事などの精神的ストレスは自律神経のバランスを乱し、免疫力が低下すると考えられています。
病気と戦ってくれる免疫力をUPさせるにはどうすればいいか。コロナ禍もう一度考えてみましょう。
(1)ストレスの多い人は、副交感神経を刺激して優位に保っておく
副交感神経とは、夜や休息時に働く神経で、血管を広げ血流を促し、心身をリラックス状態にする働きがあります。 緊張したり、興奮したりすると交感神経が優位になり心臓の拍動を高め、血圧を上昇させます。 通常はこの二つの神経がバランスを取っているのですが、ストレスや過労などで自律神経が乱れ交感神経が優位な状態に。 やや副交感神経を優位に保っておくことが免疫力アップにはよいと考えられています。
では副交感神経を優位にするには・・・
A)適度な運動をする
B) 深呼吸をする
C) 食事をゆっくりよく噛んで食べる
D) ぬるめのお風呂につかる等体をあたため血流を良くする
副交感神経が優位になると、リンパ球が増えて免疫力が向上します。ストレス社会は交感神経が優位になりやすく、免疫力の低下につながっていると考えられています。
(2)免疫力を高める食品をとる
免疫力を高める食品といわれているのが、食物繊維が多い食品、抗酸化食品です。腸内の環境がよいと免疫力がアップすることは明らかになっています。 腸内の善玉菌を優位にするために食物繊維の多い食品や、ヨーグルトなどの発酵食品を積極的にとること です。
積極的にとりたい食品 玄米・野菜・きのこ類・バナナ・緑茶・ココア・りんご・ヨーグルト・納豆 etc
(3)ストレス過剰にならないようにする
ストレスをうまく発散させること、簡単にできれば言うことないのですが、ストレスが強いと、交感神経が優位になるので、免疫力が弱まると考えて下さい。 副交感神経を優位にするととストレスが弱まり、免疫力がUPすると考えてます。
仕事などで疲れたら、無理をせずに十分休養すること。無理をして疲労を回復させずにいると、免疫力が弱まります。
毎日の生活の中でリラックスできる時間をとることです。笑いがあれば最高です。 「笑い」のある生活が免疫力を高めることになると言います。
その他免疫力低下を引き起こす原因
タバコ
暴飲暴食 胃腸に負担をかけ、特に腸が疲労することにより、腸の免疫細胞がパワーダウン。
冷え 免疫細胞は37℃前後で活発に働くといわれています。冷え
睡眠不足 睡眠時間が少ないと体の回復力が低下し、免疫細胞の数も少なくなります。
夏は冷たい物の飲食で胃腸に負担をかけやすいですし、熱帯夜で睡眠不足にも、冷房とシャワーだけの日々は体も冷えてしまっています。
今までのブログにも書かせて頂いていますが、夏は冷房と外気温との温度差で自律神経も乱れがちです。
十分気を付けて下さい。