いよいよ梅雨の季節が近づいて来ましたね!
梅雨ってジメジメして蒸し暑かったりしますが、急に気温が下がったりするので、意外と体を冷やしてしまう時期でもあります。
中医学では古くから「医食同源」という、食は生命の源であり、食を間違っていると病が発し、病が発しても食を正しくすることで病が治る、と考えられています。
毎日体に直接入れるということから、いちばん影響が表れやすいのです。
食材が持つ特性を生かし、体を本来の状態に戻す料理が「薬膳」です。
食べ物には、体を温める食材と冷やす食材に分けられますが、それを一品一品覚えるのは大変です。ある程度見分ける簡単な方法があります!ポイントは「色」「味」「種類」「食感」「産地」の5点です。
寒い地域や寒い季節には体温を上げるために体を温めるものが、暑い地域や暑い季節には体温を下げるために体を冷やすものがよく食されています。その土地のものを旬のときに食べるという「身土不二」という東洋思想がありますが、まさにそれです。
近年では、世界中のものがいつでも手に入るようになり、知らず知らずのうちに、寒い季節でも体を冷やす食材を食してしまうことが多くなっています。
まずは、食材を選ぶクセをつけましょう。