◆「頑張る」+「緩める」=「うまくいく」!
カラダだけでなく、思考や行動、
生活全体に対しても同じことが言えます。
ストレスとリラックスのバランスが取れた時、
私たちは心身共に心地良く感じるようにできているし、
能力を最大限に発揮するようになっています。
この関係性と、頑張り過ぎることで
生まれる影響を理解することが大切です。
「頑張ればうまくいく」
という思い込みがあるようであれば、
「頑張った分、緩めた方がうまくいく」
という新しい価値観を自分に覚えさせてみましょう。
◆今の自分に合った価値観か?◆
子どもの頃に「頑張って!」と、
親や周りから受けた言葉を、
知らず知らずのうちに今の自分にも念じていませんか?
それとも、頑張らないことは罪悪だと思っていませんか?
幼い頃から、頑張って褒められたり、
認められたりした体験は、成功体験として
心の深い部分に大人になった今も残っています。
「頑張らない自分は認められない存在だ」
という思考が根本にあると、
リラックスすることはとても難しいものです。
◆どんな自分も受け入れる<自己受容>の感覚◆
頑張っている時の自分だけに価値を置くことなく、
頑張らない自分も受け入れること。
ヨガの世界では、ヨガをすることは
<自己受容>する力を育てると言われます。
自己受容とは、「どんな自分でも大丈夫」
「どんな自分でも受け入れる」と思える感覚です。
ヨガを体験することで、
この「どんな自分でも大丈夫」
という感覚を養っていくことができます。
ヨガをされていない方でも
「どんな自分でも大丈夫」という感覚を、
頑張り過ぎてしまう時や頑張っていない自分を
責めてしまう時に思い出してみてください。
リラックスしようと試みても難しい場合は、
ココロの深い部分に働きかけることが大切です。
「どんな自分でも大丈夫」
と頑張らない自分も受け入れていきましょう。
それが能力を最大限に発揮できる方法で、
頑張り屋さんが楽になるキーワードだと思っています。
真面目であることも、頑張ることも、とても大切なことです。
頑張り屋さんの気質が、
自分を苦しめたり、疲弊させたりするのではなく、
自分を安心させ、輝かせるもためにも、
この新しい価値観を覚えてみませんか?
(完)
代表 櫻井正智
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