立冬を過ぎ、朝晩の寒暖差が少なくなって来ました。
日中はポカポカと日差しも心地よく感じ、
これ位の気温でいつも過ごせたら幸せだなぁ
と思ってしまいます。
この時期はしっかりと呼吸を整え、
旬を味わいカラダに精をつけて冬に備えます。
皆さん美味しい秋の味覚を堪能しましたか?
今年は秋刀魚が不漁で高騰しているみたいです。
庶民の味方の秋刀魚も
今後は高級魚として扱われるかもしれませんね(泣)
さて、今月のテーマは「冬の養生」です。
12月から2月までの過ごし方についてお話しします。
◆冬の過ごし方が「若さの秘訣」◆
寒くて日が短い冬は、東洋医学では陰の季節。
草木は枯れ、葉を落とし成長するのを休め、
動物や虫の中には冬眠し、春に備えて
栄養を蓄えている時期に入る種類もあります。
この冬の時期を東洋医学では
「蔵(ぞう)」する季節と言います。
秋に蓄えたエネルギーをしっかりと
冬の蔵にしまって芽吹く春を待つ季節です。
また、冬は「腎(水の気)」が深く関わってきます。
西洋的な腎臓の機能だけでなく、
生命エネルギーの根本で、
成長するためのエネルギー源であり、
このエネルギーを「精」と言います。
「精」には、生まれる前に
父と母によって受け継がれるエネルギー源で
両親の精に関連している「先天の気」と、
飲食を行い、消化吸収を行って
エネルギー源を作り出していく
「脾(土の気)」による「後天の気」があります。
成長の源である「先天の気」が少ないと、
発育に影響したり、免疫力が弱く
体調を崩しやすかったりします。
そして、この「先天の気」は、
年齢を重ねると、減っていきます。
減り方は、生活習慣や環境によって
大きく個人差が出てしまいます。
さらに、「精」は五腑(大腸・小腸・胃・胆・膀胱)
の活動をサポートし、病気や怪我などがあると、
それらの臓腑を助けるためにも使われます。
これから寒くなる冬は、カラダの冷えを調整するために
夏の時期よりも10%程多くエネルギーが必要になります。
そのため、「精」の消費が増えてしまう事になり、
若さを失い、老化を早めてしまうことに・・・。
カラダを冷やさないことは年齢関係なく大切なことなんです!
「その2」へつづく!
冷え対策にピッタリなコースもご用意しています☆
是非一度ゆらりらにお越しください^^
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