怒りの対処法★
【その1】「怒り」を4つに仕分けてみましょう
1)まずは、自分の力や行動で
「変えられるか」「変えられないか」の2つに分けます
2)さらに、「重要か」「重要ではないか」に分類し、
4つの仕切りを作りましょう
・変えられる+重要
→今すぐ行動する、優先順位を決める、計画を立てる
・変えられる+重要でない
→余裕がある時にする、どの程度で気が済むか決める
・変えられない+重要
→変えられない現実を受け入れる、できることに意識を向ける
・変えられない+重要でない
→放っておく(怒りを向けても意味がない)
自分ではどうしようもないことに怒るのは、
時間も労力も自分自身をもすり減らしてしまいます。
ただ、だからと言って我慢するというのも違います。
朝、起きたら雨が降っていてイライラするのなら、
きちんと天気予報をチェックしておくとか、
移動中は目を閉じて深呼吸するとか、
怒りを回避する行動を探してみます。
自分ができることに意識を集中して、
怒りに支配されないように工夫しましょう。
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【その2】「怒り」の伝え方を見直してみましょう
1)“してほしくない言葉”を使っていませんか?
感情に任せて話すと、
表現が否定的になって相手の怒りを買ったり、
言った自分も後で後悔したりします。
また、感情的になってはいけないと思い、
伝えること自体を飲み込んでしまうことも、カラダに良くありません。
[NG]
「~しないで」「前にも言いましたけど」
「前から思ってたんですけど」「どうしていつも~」
[例]
「いい加減YouTube見るのやめなさい!
どうしていつも宿題を後回しにするの!」
2)“してほしくない言葉”から“してほしい言葉”に変換してみましょう
文句を言ったり、叱ったりするのではなく
「お願い形式」に変換してみましょう。
ポイントは、「なるべく丁寧に」「できるだけ明確に」です。
これも訓練なので、できそうな相手から練習してみると
習慣になってくるはずですよ。
[OK]
「~をお願いします」「~でどうでしょう」
「~してほしいんだけど」「~たら嬉しいな」
[例]「宿題やってからゆっくりYouTube見るっていうのはどう?」
ご自分を振り返るといかがでしたか???
~その4(完)へ続く!~
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