◆思考の「肝」、決断の「胆」◆
「肝」と「胆」は、
「思考」と「決断」を司る経絡と言われています。
そのため、この時期は
あれこれ考えが浮かびやすい季節でもあります。
年度末や年度初めなどで
何かと忙しい3~4月のこの時期。
「あれもしておかないと」「あれもまだだった」
「あれも決めておかなくちゃいけないんだった」
湧き出るように思考が働きます。
これは肝気が盛んに働いているということなので
悪いことではないのですが、
この思惟活動に決断が追い付かないと
バランスが乱れてしまい、
パタッと無気力状態に陥ることがあります。
特に、生活リズムや人間関係に変化があったりすると
「よし!」と気合いが入って、
あれもこれもと頑張り過ぎてしまいがちです。
思考や気持ちばかりが忙しく、
それに判断や決断が追い付かなくなると、
電池切れの状態になってしまうんです。
いわゆる「五月病」の症状がこれに当たると言えます。
そうならないためには、
無意識に働いている自分の思考に気付き、
ひとつずつ決断を下していくことが大切です。
東洋医学の世界には大きな分類として
「陰と陽」の関係があります。
「肝と胆」も「陰と陽」の関係にあり、
お互いにバランスを取っています。
なので、思考だけではなく、同時に決断していきましょう。
「これは今日の午前中にやっておこう」
「これはまだ考えなくて大丈夫」
「もう一回やることを整理してみよう」と、
ひとつずつ冷静に行動することが、
余裕を取り戻すきっかけになってくれるはずです。
(その3へ続く!)
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