◆マインドフルネスを試してみる◆
感情に支配され過ぎない方法として
「マインドフルネス」もオススメです。
マインドフルネスとは、さまよう思考を
「今この瞬間」に集中させた状態、
自分の心をその状態に導く練習です。
ひっきりなしに浮かんでくる考え事や
それに伴う感情をただ観察します。
「今、〇〇のことを考えてるな」
「今、〇〇って感じてるな」
「今、〇〇って思ったな」という風に、
自分のことを「もう一人の自分」が
実況しているようなイメージです。
大切なポイントは、
その実況に評価や判断をしないことです。
「こんなことで怒るなんて私は最低だ」
「こんなことで悲しんではダメ」
「あんな一言に傷ついてないでさっさと忘れなくちゃ」…。
自分の思考を客観的に観察すると、
その自由さに驚くと思います。
そして、普段いかに自分で自分のことを
評価・判断しているかにも気が付くと思います。
「あ~私は怒ってるんだ」
「あ~私は悲しいんだ」
「あ~私はあの一言に傷ついたんだ」と、
感じたことをただ受け止めてあげましょう。
少しの時間でも試してみると、
気忙しい心に変化が訪れるかもしれません。
◆五行の「相克関係」を活用する◆
先月号でもお話しましたが、
五行には「育成」と「保護」の関係性があります。
「木」の気を保護してくれるのは「金」の気です。
関連する感情は「悲しみ・憂い」なので、
怒りが収まらない時は
悲しみを利用すると良いのでしたよね?
今回はもうひとつ、金に分類される
「肺」の力を借りる方法をお伝えします。
肺ですから、ご想像の通り「呼吸」です。
経験があると思いますが、
怒りの感情が湧いている時は
呼吸がとても浅くなっています。
怒りを鎮めるために深呼吸しますよね?
これは、五行の考え方にも適っているんです。
(次回最終回!)
ココロとカラダをととのえる
ゆらりら
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