皆さん、ココロとカラダをととのえてますか?
7月半ばから、またもやコロナは感染拡大の傾向に。
身近な方の感染も増えてきて、緊張が高まります。
とは言え、外ではマスクを外したり、
久し振りに友人と食事したり、旅行に出かけたり、
どのように行動するかは基本的に自由。
不安やストレスを感じ過ぎることなく、
引き続き、自分たちにできる感染対策を心がけながら、
少しでも夏の思い出作りができたらな、とも思います。
◆「土」の季節の過ごし方◆
東洋医学では「五行」の考えから、
四季は性質によって
「木(春)」「火(夏)」「金(秋)」「水(冬)」に分類されます。
そして、四季には当てはまらない
第五の季節として「土」があります。
これは、「長夏」と「土用」からなります。
「長夏」は、芒種(6月6日頃)の後の
10日~9月半ば頃までの「高温多湿な雨期」を指します。
そして、季節の変わり目(立春・立夏・立秋・立冬)の
前後18日間程度を「土用」と呼びます。
五行の「土」には、
「破壊」と「創造」という強い力があります。
草木の成長に大きく関わるのが土であるように、
私たちの生命活動にも非常に重要な存在です。
一方、その強さゆえに体の調子を崩しやすいのも、
「土」の季節の特徴でもあります。
暑さに加えて、子供の夏休みなど、
何かと忙しく疲れやすい季節なので、
しっかり栄養を摂って、
無理をし過ぎないように過ごしましょう。
◆「脾」「胃」を労わる季節◆
「土」の季節は、五臓の「脾」と関連します。
脾は、生命エネルギーの基本である
「気・血」の生成と運行に関わっていて、
胃とペアになって動きます。
食べ物が体に入ってくると、胃で消化吸収し、
脾がそのエネルギーを全身に行き渡らせます。
「土」は、体の五行においても真ん中に位置して、
風車のように全身に気をぐるぐる巡らせてくれています。
そのため、脾胃に不調が出ると、
風車が動かなくなり、全身にエネルギーが行き渡らず、
あちこちで不調が出てしまうのです。
(その2へ続く!)
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