◆白湯のススメ◆
夏の間は、気を付けていても、
冷たいものを食べたり飲んだりする機会が多いもの。
エアコンの効いた部屋にいる時間も長いので、
内臓が冷えている可能性が高いです。
「秋バテ」なんて言葉もありますが、
夏の疲れが9月に出る方も少なくないと思います。
そこで、働きが悪くなった内臓のケアとして、
オススメしたいのが「白湯」です。
古代インド発祥の伝統医療アーユルヴェーダでは、
白湯は“最強の健康ドリンク”と言われています。
アーユルヴェーダでは、「ドーシャ」と呼ばれる
3つの要素「ヴァータ(風)「ピッタ(火)」「カパ(水)」が
心身の健康を支配すると考えます。
火を使い沸騰しながら風に触れた水=白湯は、
この3つの要素が揃うことので、
体内のバランスが整うというわけです。
白湯は、冷えた内臓を温めてくれるのはもちろん、
乾燥しがちな体へのダイレクトな水分補給にもなります。
また、血行促進による美肌効果、
代謝アップによるダイエット効果、
便秘やむくみの解消、冷え性の改善など、
様々な効果が期待できます。
【作り方】
1)やかんか鍋に水を入れ、火にかけます
2) 沸騰したら蓋を取って、湯気が上がるようにします
3) 換気扇を回しながら、弱火で10~15分沸騰させ続けます
4) 飲める温度(50~60度くらい)まで冷ましたら完成です!
【飲み方・ポイント】
◎起床後、朝食前の「朝一」に飲むのがベスト!
⇒胃腸がやさしく刺激され、動きやすくなります
◎食事中・仕事中いつでも!
⇒朝に作った白湯は、
ポットや水筒に入れてこまめに飲んでもOK
※食後に飲む場合は、食後30分程度経ってからにしましょう
◎就寝前もオススメ!
⇒体を温めリラックス効果を高めてくれます
※夜中にトイレに起きてしまうので、寝る直前は控えましょう
◎一日の摂取は多くても800mlまで!
⇒デトックス作用が高いので、
飲み過ぎると必要な栄養素まで排出してしまいます
上記の作り方が理想的ですが、時間がない時は、
浄水やミネラルウォーターをレンチンしたり、
電気ポットで沸かした白湯でも大丈夫!
厳密になり過ぎず、
自分に合ったやり方で取り入れてみてください。
(その5へ続く)
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