こんにちは。グイット千葉店の尾上です。
『貴社の記者が汽車で帰社』という言葉を久々に耳にしました。それで思い出したのが自分は同音異義語にかなり頭を悩まされてきたということです。
同音をここまで続けられると伝わり辛いし、書きわけることも難しく、変換ミスも非常に増えそうです。予測変換があだとなるケースもありそうです。
上記の例で言うと『御社』という言葉は『貴社』という言葉が多く、話すとき困るから生まれた説があるそうです。話し言葉では『御社』、書き言葉では『貴社』という使い分けに。
貴社という言葉を使わないと決めれば『きしゃのきしゃ』と言われたとき、記者の汽車、記者の帰社、帰社の記者など数パターンは残りますが、『貴社の記者』が消えるだけでも間違いがかなり少なくなりそうですね!
しかし自分が悩んできたのは同音が多すぎて使い辛い!という系統ではなく、同音異義語には似た意味、同じ場面で使える言葉が多すぎだろう!ということです。
上記の文の中でも、あだとなる、あだになる、どちらで書こうか、徒、仇、どちらの漢字を使用しようか迷いました。調べてみると少し意味も変わりそうだったためです。
このように、同音異義語は数あれど、その中でさらに!意味も似ている同音異義語がなぜこんなに多いのか!?
移動と異動、回答と解答、交替と交代。まだこのあたりは漢字が一字同じなので似るのはわかります。ですが薦める、奨める、勧めるという言葉は似すぎていませんか!?進めるという言葉も近い・・・。
しかも調べていくと『薦める・・・進言する』と書いてある。言い換えれば進言するは進めるではなく薦める。。。『奨める・・・勧誘する』とも書いてある。勧誘は勧めるではなく奨める・・・。『勧める=奨める』とも書いてあったり。
なぜこんなにあるのか・・・。きっとそんなに困らないからなんでしょうね。または、困る以上の実りがあるからとか・・・。話すにも書くにも頭を使いますし文脈を読み掴む能力が自然につくかどうかというのは替え難いことなのかも・・・と思いました。
そんなことを思っている一方でまた、『替え難い』という言葉もどの漢字にしようかと迷いました(涙)
でも意味は伝わりますよね!結局それが大事!
最後に変換あるある・・・『漢字』と変換しようとすると『感じ』になって困りますよね。
色々調べてみよう。
(続く)