人間は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい身体をしています。
首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、疲労が蓄積され重く感じるのが肩こりです。
ひどくなると動かすたびに痛みが起こることもあります。
一般的に姿勢が悪い人のほとんどが肩のつかれやハリで悩んでいますが、なぜ姿勢が悪いと肩が疲れやすくなってしまうのでしょうか?
悪い姿勢と肩の関係
人の身体は利き腕などの無意識でも使いやすい得意な筋肉と、反対の手のように意識しないと使うことが難しい苦手な筋肉があります。
得意な筋肉と苦手な筋肉はほとんどの方に共通していて、これが皆さんの姿勢に大きく影響しています。
悪い姿勢とは、「得意な筋肉に頼っている姿勢」です。
良い姿勢とは、「苦手な筋肉も使えている姿勢」です。
悪い姿勢は背中が丸まっているので背骨でほとんど身体を支えることができていません。
なので、悪い姿勢でいると得意な筋肉に頼って身体を支えることになってしまので、その得意な筋肉に負担が集中してしまいます。
得意な筋肉の中で、特に肩こりに関係する筋肉が「僧帽筋」という筋肉です。
この僧帽筋は首から肩、背中についている大きな筋肉で、肩を持ち上げる時に使われています。
この僧帽筋に負担が集中し、回復が追い付かなくなってしまうと肩のつかれやはり感を症状として感じてしまいます。
対処法
肩こりを改善するには僧帽筋への負担を減らすことがとても重要です。
・肩をあげるクセを治す
(デスクワーク時、寒い時など)
肩をすぼめるような動作は直接的に僧帽筋へ負荷をかけてしまいます。
気がついた時には肩があがってることが多いと思います。
そのままで過ごしてしまうと...かからなくてもいい負担が肩に集中します。
気が付いたタイミングが肩の力を抜きましょう。
・姿勢を改善する
良い姿勢は骨の軸でも、得意な筋肉でも、苦手な筋肉でも身体を支えている姿勢です。
なので、僧帽筋への負担を分散することができます。
施術の流れ
当院のお悩みを解決する3つのステップで姿勢も肩こりも改善することができます。
調整ストレッチ
自分では動かしにくい、硬くなった部分を矯正動作を加えながらストレッチをして柔らかくします。
運動
苦手な筋肉は練習しないと使いやすくなれません。
練習しないで力を込めるとつい得意な筋肉に頼ってしまいます。
苦手な筋肉をしっかり使えるフォームで運動することによって苦手な筋肉の筋力をつけることができて、そのフォームを繰り返すことによってだんだん上手に使えるようになります。
コンディショニング
負担のかかった使いすぎている筋肉に手技でアプローチをして筋肉の緊張を和らげます。
怪我ではないお悩みの期間の長い肩の症状は習慣によってつくられてしまいます。
肩にとって、そして身体にとって良い習慣をつくれば症状も改善しますが、ひとりではなかなか難しいのではと思います。
当店へご相談いただければお力に慣れると思いますので、気になる方はご予約お待ちしております。
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