いきなり「沖ノ島」とは何ぞや?ですよね 福岡県宗像市にある玄界灘の孤島で、2017年にユネスコ世界文化遺産に登録された島です。太平洋上にある日本最南端の島であり周囲に広大な排他的経済水域を持つ「沖ノ鳥島」は社会の時間に教科書で見たことがあるのですが そちらではなく「沖ノ島」です。名前が似ているのでよく混同されてしまうようです。なかなか個人では行くことのできない場所や絶景スポットなどの旅行番組などが好きなので、先日も某テレビ局が初めて「沖ノ島」での撮影を許可されたという番組を観たのです。「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は 島全体が国の天然記念物でもあり、沖ノ島の沖津宮・大島の中津宮・本土の辺津宮の3つの宮を総称して「宗像大社」といい 神職の方しか入島できない掟があり、また女人禁制で 島への定期便などはなく神職の方々が1人ずつ 10日間交代で泊まり込みで神事を司っていて、神職であっても、毎日朝早くに海中へ全裸で入り「禊(みそぎ)」をしてからでなければ上陸できず 一木・一草・一石たりとも持ち出すことはできない掟が厳重に守られているそうです。上空から撮影された映像で見ると 島の他の場所は緑が生い茂っているのに、お社の周りにだけ天から降ってきたかのように巨岩が取り囲んでいるのも不思議です。「沖津宮」は、屋根を押しつぶされそうなほどギリギリまで岩が迫り、埋もれるように建立されていて、何とも近寄りがたい神秘的な空気を醸し出しています。神職といえど神と共に10日間過ごすのはどんな心持ちなのでしょうか…時々漁師さんの船が来て、船の中で魚を一緒に食べることもあるというのを聴いて少しホッとしました。寂しがりの人には神職は向いていませんね。皇室・国家安泰の祈りを連綿と捧げられている神宿る島。日本にはまだまだこういう神と共に生きる神話の世界が残っているんですね。AIに乗っ取られそうな世の中だけに久しぶりにホッとして感動する番組でした。