【寒さと感染症の対策!!冬の体調管理で気を付ける4つのこと】
①カラダを冷やさない
②急激な温度変化を避ける
③水分補給を忘れない
④感染症予防
冬の体調管理のポイントは寒くて乾燥しているのが特徴です。この寒さ”と“乾燥”という2つの要素が、冬場の体調管理をしていく上で重要なポイントです。
①カラダを冷やさない
人間の体は体温が下がると免疫力も落ちます。冬に病気にかかりやすくなるのは、寒さでカラダが冷えて免疫力が低下するためです。
Point → 1℃体温が下がるだけで、免疫力は30%も低下すると言われています!
カラダの冷えによる血行の悪化も、健康面に悪影響を及ぼします。血液はカラダの各細胞に栄養素や酸素を運ぶのと同時に、老廃物を排出する役割もあります。
血行が悪いと栄養や酸素が十分に運ばれず、老廃物も体内に溜まっていきます。その結果、肩、首、背中の筋肉に老廃物が溜まると、痛みやコリという症状が現れるんです。
血液は、内臓などの重要な器官に優先的に運ばれます。したがって、血行不良の症状は肌や髪の毛から起こります。
しかし、肌荒れや抜け毛で悩むうちは、まだ軽い状態かもしれません。
②急激な温度変化を避ける
冬場だけでなく夏場にも言えますが、急激な温度変化は避けましょう。人間のカラダは急激な温度変化に弱く、様々な健康トラブルを引き起こします。
冬に多いのは、暖房の効いた部屋から、急激に寒い屋外へ出る時。カラダが急激に冷やされると血管が急激に収縮するため、血圧が一気に上昇します。
この急激な血圧の上昇は
狭心症心
筋梗塞
脳梗塞
を引き起こす危険性があります。
また、家の中でもお風呂に入る時に急激な温度変化が起きる可能性があります。急激な温度変化は自律神経を乱し、寒暖差アレルギーを引き起こすこともあります。
寒暖差アレルギーは主に、
鼻水
頭痛
蕁麻疹
カラダの痒みなど
といった症状が現れます。
Point → 寒暖差アレルギーは温度変化が7℃以上で発症しやすくなります!
③水分補給を忘れない
冬は夏ほど汗をかかないので、あまり水分補給は必要ないと思っていませんか?
しかし、冬の体調管理には水分補給も重要です。冬は空気が乾燥しており、汗はかかなくても肌の表面から多くの水分が奪われます。
特に肌が荒れている人は肌表面のバリア機能が弱まり、奪われる水分量も多くなります。
多くの水分が奪われると、冬でも脱水症の危険性があります。水分を補給しないと血液の粘度が高くなり、
心筋梗塞
脳梗塞
などのリスクが高くなります。
夏場と同じようにこまめに水分補給しましょう。
④感染症予防
冬場は
風邪
インフルエンザ
ノロウィルス
などの感染症が流行する季節です。
加えて、昨今ではコロナウィルスに感染しないためにもうがい、手洗いが重要です。
細菌やウィルスは空気中にばらまかれ、空気が乾燥しているほど浮遊時間が長くなります。
逆に湿度が高くなると、ウィルスの浮遊時間も短くなり、
感染リスクも弱まります。加湿器などを使い、湿度を50%以上に保つことが予防につながります。
あとは、昨今耳が痛いほど聞いていると思いますが、マスクの着用です。できる限り不織布製の予防用マスクを使用しましょう。
それと、外出先から家に帰ったら必ず、うがいと手洗い、消毒も忘れずに。
★まとめ
冬の体調管理のポイントは、
①カラダを冷やさない
②急激な温度変化は避ける
③水分補給
④感染症予防
の4つが重要です。
コロナウィルスの波はまだまだ収束する様子はありません。みなさん一人一人が自分の体調管理の
意識を高めることが収束への第1歩です。特にここ数年の冬は寒暖の差が激しく、
体調管理も難しい日々が続きますが、頑張っていきましょう!!
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