本日は手足の痺れについて解説していきます!
みなさんがおっしゃることは何故手がしびれるのか?
どうして足がしびれるのか?
特に思い当たるきっかけがないのに・・・。
原因がわからないと不安になりますよね。
そんな痺れの原因について解説します。
・きっかけがない(わからない)のに手足のしびれが1年も続いている。
・肩こりがきつくなると腕がしびれる。
・ずっと座っていると足がしびれる。
など何となく原因がわかっている方やまったく原因がわからずに不安な方も多くいらっしゃいます。
病院に行っても異常なし。もしくはわからない。
不安になればなるほどしびれが増すこともあります。
関連痛によるしびれ(筋筋膜痛症候群)
しびれの原因として一番多いケースが筋肉の血行不良です。
筋肉が緊張し硬くなると「コリ」が発生し血行不良になります。
その筋肉が硬くなりすぎると「関連痛」と言って、他の場所に痛みやしびれを飛ばします。
この原因になっているコリの事を「トリガーポイント」と言います。
このトリガーポイントができる原因もさまざまで、長時間の同じ姿勢、重たいものを繰り返し持つ、寒さなどあります。
ほっておくと悪循環になります。
首、肩、腕などの筋肉にコリ(トリガーポイント)が出来る
↓
筋肉にコリ(トリガーポイント)が長引くとと血行不良になります
↓
コリ(トリガーポイント)の状態がひどくなると過敏になります
↓
手のしびれや他の部分にも痛みやしびれが現れます(関連痛)
トリガーポイントには2種類あります。
軽いタイプ
例えば肩が凝っていて押してみると硬いのがわかるが、手のしびれはない。
しかしそのトリガーポイントを押すと手にしびれが出てくる
重いタイプ
トリガーポイントを長時間放置していることで過敏になり、
トリガーポイントを押さなくても手にしびれが起こっている状態
主な症状として
・じわーっとした重たい痛み
・腕や手にしびれがある
・首や肩こりがある
・コリの部分を押すとしびれが増す
温めたり、動くとしびれが楽になるのが特徴です。
神経の圧迫
人間の神経は大きく分けて中枢神経(脳と脊髄)と末梢神経があります。手や足のしびれが見られる場合、中枢神経から出ている末梢神経が圧迫されている状態によくみられます。
変形性関節症
原因は加齢に伴う変形と言われています。
長時間の猫背や運動不足などで首の骨に負担がかかり、だんだんと変形させてしまうと考えられています。
首の関節から腕にかけて末梢神経が出ていて、その途中にある関節が変形することで、神経が通る穴が狭まり、神経が圧迫されしびれが起こります。
30代から徐々に見られ40~50代で症状が出てくることが多く、特にきっかけもなく始まることが多く見られます。
主な症状として
・ビリビリ感じたり、灼熱感を感じる
・朝に首にこわばり感がある
・疲れてくると夕方にしびれが強くなる
・首を後ろに反らすとしびれが悪化することがある
胸郭出口症候群
胸郭出口というのは、
鎖骨と肋骨の間の部分で、首から腕へかけて様々な神経が通る隙間の事をいいます。
この胸郭出口には重要な構造があり、腕や手に向かう神経や血管もここを通っています。
この胸郭出口で神経や血管が圧迫されることでしびれ症状が出ることを胸郭出口症候群と呼んでいます。
胸郭出口症候群は、小胸筋症候群(過剰外転症候群)、肋鎖症候群、斜角筋症候群などに細かく分類されています。
主な症状として
・手の小指側にしびれが起こることが多い
・前腕や手、指などしびれが広がることがある
・ビリビリ感やじわーっと感のしびれがある
・指先が冷える
・長時間のパソコン作業でしびれる
・手に脱力感がある
足のしびれ
腰椎椎間板ヘルニア
椎間板というのは背骨と背骨に間にあるクッションの役割があります。
この椎間板は外側に「線維輪」という繊維質でできていて、中心部には「髄核」と呼ばれるゼリー状のものが含まれています。
椎間板ヘルニアというのはこの「髄核」が線維輪を飛び出して、神経を圧迫させることで痛みやしびれの症状を起こすと言われています。
主な症状としては
・腰痛があり足もしびれる。
・鋭いしびれや電流が走るようなしびれがある
・腰を前屈させると足のしびれが強くなる
・くしゃみや咳で足のしびれが強くなることがある
・朝が一番足のしびれがきつい
・座っていると足がしびれてくる
坐骨神経痛
症状
・太ももの裏からふくらはぎ、足の先まで坐骨神経に沿ってしびれがある
・座っているとしびれがきつくなる
・腰を前屈させると足のしびれが強くなることがある
・しびれている足を上にして寝ると悪化する
・鋭いしびれや電流が走るようなしびれがある
おすすめコース
おすすめコース
おすすめコース
おすすめコース