こんにちは!シャキット整体院です!
本日は脊柱狭窄症について解説していきます!
背骨・椎間板・関節などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルのことを脊柱管と言います。 加齢や労働、背骨の病気などの影響で変形した椎間板が脊柱管を狭めて神経を圧迫し痛みや痺れが起こすことを脊柱管狭窄症と言います。
ほとんどの場合は加齢やホルモンバランスの崩れによって脊柱管を取り囲む組織が脆くなるのが原因です。
神経の背中側にある黄色靭帯が分厚くなったり、椎体と椎体の間にある椎間板が突出してヘルニアとなったり、あるいは骨そのものが変形突出したりすることで脊柱管が狭くなった状態のことを指します。
脊柱管が狭窄すると中を走る神経が圧迫されます。
脊柱管狭窄症は頚椎ないし腰椎に発症することが多い疾患です。頚椎に生じた場合には、手足のしびれや運動障害を自覚するようになります。例えば、お箸が使いにくい、字が書きにくい、ボタンが掛けにくいといった上肢の症状に加えて、歩きにくい、ふらつく、階段が上り下りしにくいなどの下肢の症状も出現します。
腰椎の脊柱管狭窄症では、腰から下のしびれや痛みが出現します。歩いているとお尻や足に痛みやしびれを感じ、休むと楽になる。それでまた歩くと再び痛くなるといった、間欠跛行と呼ばれる症状がとても特徴的です。
加齢による身体の変化に対応するのは難しいのですが、日頃から運動するようにして筋力を付けることで労働や姿勢の悪さによる背骨への負担を減らすようにするのがとても重要です。
歩けなくなるなど、日常生活に支障をきたすほど脊柱管狭窄症を放っておくと排尿障害や排便障害が起きてしまいます。ここまでくると手術しても神経にダメージが残って元に戻らなくなってしまいます。
脊柱管狭窄症では、首周辺の筋肉が重要になります。
首周辺の筋肉をしっかりゆるめることにより、腰や股関節の動きが良くなり、症状が消えていくことが多いです。その他の部位も施術をし、全身しっかり施術することで症状が改善されていきます。
〇似た症状が起こるその他の病気
脊柱管狭窄症以外の病気でも、足腰の痛みやしびれ、間欠跛行など、脊柱管狭窄症と同じような症状が起こる病気があります。画像検査などで症状の原因を正確に調べることが重要です。
椎間板ヘルニア
背骨の、骨と骨の間でクッションの役割を果たしている「椎間板」が、加齢などによって変性、断裂し、その中身が出てきて神経を圧迫する病気です。それにより、腰やおしり、足に痛みやしびれなどの症状が起こります。
末梢動脈疾患
主に下肢の動脈が狭くなったり、詰まったりして血流が悪くなる病気です。下肢の血流が悪くなるために、痛みやしびれなどが起こり、間欠跛行などの症状がみられることがあります。重症化すると足を切断しなければならなくなることもあるため、早期発見・治療が重要です。
糖尿病性神経障害
糖尿病で最も多くみられる合併症のひとつです。神経が障害されることで足のしびれや痛みなどの症状がみられ、進行すると手指のしびれや痛みなどもみられるようになります。糖尿病にかかっていて、下肢のしびれや痛みがある場合には注意が必要です。
脊柱管狭窄症を予防するためには、日常生活において正しい姿勢で過ごすことが大切です。腰をまっすぐ伸ばして立つと神経の圧迫が強くなり、痛みやしびれが起こりやすくなるため、少し腰をかがめるようにして歩くといいでしょう。
脊柱管狭窄症では、圧迫の程度や自覚症状、日常生活でどのぐらい困っているかなどによって、最適な治療法が異なります。いつまでも健康に過ごすために、自己判断はせず、つらいと思う症状がある場合には早めに対策しましょう。
セルフケア
1.神経の通り道を広げたり、背中の筋肉をほぐしたりするストレッチです。
・仰向けになり両膝をかかえます
・太ももをお腹に近づけるようにします
・ 15 秒キープします
・ 5 回ほど繰り返します
※太ももを近づけるタイミングで息をフーッと吐き出しましょう。
2・正座ストレッチ
・四つ這いの状態で背中を丸めます
・手の位置は変えずに徐々に膝を曲げていきます
・背中を丸めるように意識して、正座のような姿勢になります
・また四つ這いの姿勢にゆっくり戻ります
・ 5 回ほど繰り返します
※正座をするときは息を止めないようにして、リラックスをしましょう。
おすすめコース
おすすめコース
おすすめコース
おすすめコース