寒くなると身体に痛みが出やすい?(2023年10月18日 11時45分) シャキット整体院

こんにちは!シャキット整体院です!
本日は、寒くなってくるこの季節に身体が痛くなってくる原因について解説していきます!

皆さんは寒くなってくると「肩、腰が痛くなる」と感じたことはありませんか?

寒い日は、体が硬く固まっているような感覚を一度は経験したことがあると思います。
結論から申し上げますと、寒い日、時期は体に痛みが生じやすい傾向にあります。なぜ、寒いと体に痛みが生じやすくなるのでしょうか。

原因
・寒さによって血管が収縮し、血行不良が生じることによって筋緊張が起こる。
・寒い日は体に力が入りやすく、無意識下で筋緊張が起こりやすい。
・寒暖差によって自律神経バランスが乱れやすい。
・重ね着や重いコートを着るなど、衣類の重みが増えることで体に負担がかかりやすい。

このように寒い時期は筋肉が緊張しやすい条件が多くなります。それによって起こった筋緊張が痛みの直接的な原因となっている場合がほとんどです。
なぜ、筋緊張で痛みが発生するのか、それは血流の悪さが関係しています。

痛みの循環
1.筋緊張によって血管の収縮が起こり、血流が悪くなる。

2.血流が悪いことで酸素がうまく運ばれず組織に酸素欠乏が起きる。

3.酸素欠乏が起こった組織からやがて発痛物質が生成される。

4.発痛物質が痛みとなって症状として現れる。
というように寒い時期は筋緊張が起きやすいため、痛みとなって自覚しやすいのです。
また、筋緊張から生じた痛みによって知覚神経が興奮し、交感神経が優位になり、その結果筋緊張を促進し、、というように痛みの悪循環に陥る可能性もあります。

寒い時期は筋緊張が強くなりがちです。
それに加え、寝起きの体が温まっていない状態が合わさると危険です。
ふとした日常動作(くしゃみをする等)がきっかけで、体に激痛が走ることもあります。
急性の痛みで特に多いのは、「首の寝違え」や「ぎっくり腰」です。首の寝違えに関しては多くの場合、寝ている時の状態に問題があります。
特に寒い時期は、コタツに入ってウトウトしていたらいつの間にか寝てしまったというケースが非常に多いです。枕もない普段と違う環境で長時間寝てしまうことで、首肩周りに負担がかかります。
その状態から首を動かすことで寝違えてしまうことにつながります。
また、ぎっくり腰も寒い時期は特に注意が必要です。
その理由として、年末の大掃除が挙げられます。大掃除は多い人で一日中、少なくとも2時間程は集中して掃除をしているのではないでしょうか。
特に手の届きにくい所、普段は掃除しない所を掃除しているといつの間にか腰に負担が蓄積されています。
その負荷が蓄積された状態のまま、ふとした日常の動作を行ったとき、それらが引き金となり、ぎっくり腰に繋がります。

予防
・緊張した筋肉をリリースする。
・暖かい服装を心掛け、体を冷やさない。
・暖かい布団を使用する。
・寝起きは普段より体が硬い状態なので、何気ない動作にも注意を払う。
・お風呂にしっかりつかる。
・運動は準備運動でしっかりと体を温めてから行う。