ご覧いただきありがとうございます!シャキット整体院です!
本日は変形性股関節症について解説していきます!
●変形性股関節症とは
変形性股関節症とは、股関節でクッションの役割をしている関節軟骨や骨が傷つき、股関節の痛みや機能障害が引き起こされる病気のことを言います。
患者の割合としては女性に多い傾向があり、発症年齢はだいたい40〜50代頃となります。
病気の原因は「寛骨臼形成不全(かんこつきゅうけいせいふぜん)」(大腿骨頭を覆うような、お椀の形をしている臼蓋が浅くなっている)が全体の8割以上だと言われていますが、最近の高齢社会に伴い、明らかな病気がない場合でも年を取って股関節症を発症する方が増えつつあります。
●症状
主な症状としては、脚の付け根に痛みが出る、股関節の可動域制限が生じることなどが挙げられます。
また、病気が進むとじっとしていても常に痛みが出たり、夜間にも痛みが出るようになります。
そのほか、しゃがむ、立ち上がる、階段の昇り降り、正座や靴下を履くことも困難になり、日常の動作に影響が出るようになります。
●対策、治療
変形性股関節症対策としては、股関節にかかる負担を、できるだけ減らす工夫を行なっていくことが大切です。低い姿勢で生活し動作することの多い、いわゆる和式の生活から、洋式といわれる生活スタイルに切り替えること、体重のコントロール、弾力性のある靴選び、適正な杖やカートの使用が効果的です。
変形性股関節症の治療は、温熱療法と運動療法、そして薬物療法が基本となります。
温熱療法
温めることで股関節の血行をよくし、筋肉をほぐして痛みをやわらげます。慢性の痛みへの対策として効果的です。ただし、急性の強い痛みがあるときは、炎症を起こしていることも考えられます。この場合は、温めると逆効果になるので注意しましょう。
運動療法
運動療法は、変形性股関節症の治療の基本となります。股関節の筋肉の柔軟性を保つ効果や、関節の位置を矯正して痛みを軽減することが期待できます。
運動療法としては、ストレッチと筋肉トレーニングが効果的です。ストレッチは、股関節をリラックスさせて、楽に動かせるようにすることを目的として行なってください。筋肉トレーニングは、疲労や痛みを生じさせない運動量を目安に、継続して行なうようにしましょう。ちなみに、ストレッチが不足している状態で筋力トレーニングを行なうと、症状を悪化させる恐れがあります。運動療法には、医師の指導が欠かせません。よく相談して、正しい方法を身につけてください。
寒さも続き体に不調が出やすい時期でもありますので適度に身体を動かしながら過ごしていきましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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