こんにちは!シャキット整体院です!
本日は寒くなってきている今、腰痛の時はお風呂に入るべきなのかなどを解説していきます!
腰痛のときに「お風呂に入っても大丈夫だろうか」と悩んでいませんか。入浴をしても良いかどうかは、腰痛の症状によって異なります。
今回は、腰痛にお風呂が効果的であるといわれている理由やお風呂に入る際のポイントや、お風呂に入らない方が良いケースについて解説します。
○腰痛にお風呂が効果的であるといわれている理由
日常生活に支障がない軽度の腰痛、3か月以上鈍痛が続くような慢性腰痛、生理中の腰痛などは、血行不良が原因であるケースが多いため、お風呂で身体を温めるのがおすすめです。
ここでは、上記の症状がある際にお風呂が効果的であるといわれている理由を解説します。
温熱効果・水圧効果によって血行が良くなるから
長時間のデスクワークや冷え、運動不足などにより血行不良になると、筋肉が硬直し、腰痛を引き起こしてしまいます。入浴には身体が温まる「温熱効果」があるといわれ、血管が広がることで全身の血流が促進されます。すると新陳代謝も活発になり、老廃物や疲労物質がスムーズに排出され、腰痛の緩和につながるのです。
また、お風呂に入ると身体全体に水圧がかかり、身体に溜まった血液が押し出されることで血行が促進されます。
浮力効果によって筋肉の負担を軽減できるから
お風呂に入ると、浮力を受けて身体が軽くなります。その結果、身体を支える筋肉への負担が減り、コリが緩和されるのです。また、ぬるめのお湯に浸かることで副交感神経が優位になり、筋肉や関節組織がほぐれるとともに、精神的にもリラックスできます。
【注意】お風呂に入らない方が良いケース
入浴は腰痛の緩和に効果的なケースが多いものの、症状によっては逆効果になってしまうことがあります。ここでは、お風呂に入らず、シャワーで済ませたほうが良いケースについて解説します。
ぎっくり腰(急性腰痛)の場合
ぎっくり腰(急性腰痛)とは、腰を支えている靭帯や筋肉に急激に力が加わることで強い痛みが生じる症状です。強い痛みがあるときに入浴すると一時的に痛みが緩和しますが、血行が促進されると炎症が進み、翌朝に痛みが悪化するおそれがあります。
ぎっくり腰になり痛みが強い場合は、入浴を控えてシャワーで済ませ、痛みが治まったら医療機関に相談しましょう。
椎間板ヘルニアの場合
椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間でクッションの役割をしている「椎間板」が変形して飛び出し、神経に当たることで痛みやしびれが起こる病気です。ぎっくり腰と同様に、椎間板ヘルニアの急性期(発症してすぐ)は腰痛の炎症が強い状態のため、入浴で血行が促進されると症状が悪化する可能性があります。
くしゃみや咳などのちょっとした刺激でも激痛があるときは「急性期」と考え、お風呂を控えてシャワーのみにしましょう。なお、炎症が少し治まる慢性期に入っていれば入浴しても構いません。
腰痛の原因がわからない場合
腰痛の原因がはっきりしない場合、炎症が起きているかどうかわからない場合は、腰を温めないのが無難です。この場合はできるだけ患部を温めないよう、37〜40℃程度のシャワーで身体を洗いましょう。
腰痛の原因がわからなかったり、激しい痛みを伴ったりする場合は、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
○まとめ
軽度の腰痛や慢性腰痛、生理中の腰痛などは、お風呂で血行を促進することで痛みの緩和が期待できます。ぬるめのお湯に浸かることで副交感神経が優位になり、睡眠の質向上にもつながります。
ただし、お風呂に入っても症状が緩和しないときは、一度、整骨院に相談してみることをおすすめします。
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