【 不眠対策しても眠れない!熟睡できない本当の原因は○○○だった(前編) 】
熟睡するためのテクニックとして眠る前にPCやスマホの画面を見ないようにしたり、安眠作用があるといわれるラベンダーを使ったり、自分の頭に合った枕を試したり、光が入らないように真っ暗闇の環境を作ったりします。
これらのように外部環境を整えたとしても実は熟睡できない人は多いです。
★熟睡できない最大の原因は口呼吸をしているからです。
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【 口から呼吸しちゃダメなの? 】
鼻でも口でも空気が取り込めれば関係ないんじゃない?と思うかもしれません。
しかし本来の用途として鼻は空気を取り入れるためのものであり、口は食べ物を咀嚼するところです。
鼻呼吸の大切さがわかれば、口で呼吸することがどれだけ危険なことか理解できると思います。
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【 鼻は正常でも片方しか呼吸していない! 】
鼻気道の表面には絶えず粘液が流れていて、その粘液に体内に取り込みたくないホコリやハウスダストなどを吸着します。
それが鼻水となって体外に排出される仕組みになっています。
その粘液が常にあるために鼻はどちらかが詰まっている状態になっています。
実際に左右交互に鼻呼吸してみるとどちらが詰まっているかよくわかります。
親指と人差し指で鼻をつまみます。
まず親指を外して息を吸います。
息を吐くときは親指側の鼻をふさいで人差し指側で吐きます。
これを何度か繰り返したのち、今度は左右を交代します。
人差し指側から息を吸って親指側から吐きます。
どちらの鼻が詰まるのかは自律神経が最適な状態になるように調整してくれているのでわたしたちにはわかりません。
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【 副鼻腔(ふくびくう)を空気が通過することで… 】
鼻とノドの間にある副鼻腔という多数の穴がありますが、そこを通過することで適正な温度の空気を体内に取り込むことができます。
さらに副鼻腔は乾燥した空気をも加湿してくれる働きもあります。
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【 それでも取り除けなかった病原菌 】
風邪をひくと腫れる扁桃腺(へんとうせん)がインフルエンザ菌などの病原菌を消化してくれるのです。
扁桃腺が腫れるのは身体の免疫システムが正常に働いている証拠です。
空気を鼻ではなく口から取り込むとどうなるか。
口には鼻にある粘液も副鼻腔も扁桃腺もありませんから、病原菌をそっくりそのまま取り込むことになります。
また乾きすぎて冷たすぎる空気をそのまま肺に流し込みます。
その口呼吸を眠っているあいだ常に行っているとすれば、風邪をひきやすくなるのは当然の結果だということができます。
身体に備わっている素晴らしい免疫システムをフル活用するために鼻呼吸しましょう!
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