下腿三頭筋とむくみの関係性(2024年07月22日 15時39分) プライベートストレッチサロン Handmade Stretch 和光

閲覧いただきありがとうございます。石嶺です。

足のむくみは、多くの人が経験する不快な症状ですが、その原因はさまざまです。
特に長時間の立ち仕事や座り仕事をしている方にとっては、日常的な問題となります。
足のむくみを改善するためには、下腿三頭筋の役割を理解することが重要です。
下腿三頭筋は、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋とヒラメ筋から構成されており、
膝から足首までをつなぐ大きな筋群です。
この筋肉は、歩行やランニングなどの運動時に足首を曲げ伸ばしする際に重要な働きをします。
腓腹筋は、ふくらはぎの表面にあり、立ち上がる時やジャンプする時に主に使われます。
ヒラメ筋は、腓腹筋の下に位置し、特に歩行や走行の際に足首を安定させる役割を果たします。

この筋肉のもう一つの重要な役割は、血液循環を助けることです。
人間の血液は、心臓から全身に送り出され、再び心臓に戻ります。
足から心臓に戻る血液は、重力に逆らって上昇しなければならないため、血液の逆流を防ぎ、
スムーズな血流を維持するために、筋肉のポンプ作用が必要となります。
特に、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋は、このポンプ作用において
重要な役割を果たしています。

下腿三頭筋が収縮することで、静脈内の血液が圧迫され、心臓へと押し上げられます。
これにより、血液の滞留を防ぎ、むくみを軽減する効果があります。
しかし、長時間の立ち仕事や座り仕事により、下腿三頭筋があまり動かない状態が続くと、
このポンプ作用が低下し、血液やリンパ液が足に溜まりやすくなります。
結果として、足のむくみが発生します。

つま先立ちや踵上げ運動を行うことで、下腿三頭筋を効果的に使い
血液循環を促進することができます。
また、足を高く上げる姿勢をとることも、血液の逆流を助け、むくみの予防に役立ちます。

Handmade Stretch 和光市
◇住所:埼玉県和光市本町3-13タウンコート・エクセル506 (和光市駅1分)
セラピスト:石嶺 秀真
所持資格:NSCA-CPT 健康運動実践指導者

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