スウェイバック姿勢のデメリット(2024年07月30日 15時20分) プライベートストレッチサロン Handmade Stretch 和光

スウェイバック姿勢とは、胸椎屈曲位、骨盤後傾、後方重心が特徴の姿勢不良の一種です。
この姿勢では、胸椎が前に曲がり、骨盤が後ろに傾き、全体の重心が後方に移動します。
その結果、股関節は屈曲位、膝関節は伸展位になりやすく、
大腿四頭筋の緊張が大きく促される傾向があります。
これにより、筋肉のアンバランスが生じ、姿勢の悪化を引き起こします。

胸椎の可動域が制限されると、呼吸も浅くなり、全身の酸素供給が不足しがちです。
また、胸椎の動きが悪いことで、首や肩周りの筋肉が過度に緊張しやすくなります。
この状態が続くと、首コリや肩コリが慢性化しやすくなり、
さらには太ももの張りや痛みも引き起こされます。
特に、大腿四頭筋の過度な緊張は、日常生活における動作やスポーツパフォーマンスに
悪影響を及ぼします。

スウェイバック姿勢の改善には、胸椎の可動域を広げるエクササイズや
骨盤の位置を正すトレーニングが効果的です。
例えば、キャットカウのような胸椎の動きを促すエクササイズや、骨盤前傾を意識した
ストレッチを取り入れると良いでしょう。
これらのエクササイズを定期的に行うことで、姿勢の改善だけでなく、
呼吸の質向上や肩コリ・首コリの軽減にも繋がります。

正しい姿勢を維持するためには、日常生活の中での意識が重要です。
デスクワークの合間にストレッチを行ったり、座る姿勢を定期的に見直すことで、
スウェイバック姿勢の悪影響を最小限に抑えることができます。
継続的な取り組みが、健康な体を維持する鍵となります。

Handmade Stretch 和光市
◇住所:埼玉県和光市本町3-13タウンコート・エクセル506 (和光市駅1分)
セラピスト:石嶺 秀真
所持資格:NSCA-CPT 健康運動実践指導者

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