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私たちが日常生活で立つ、歩く、そして安定した姿勢を保つためには、体のバランス感覚が非常に重要です。そのバランスを支える要素の一つが「前庭覚」です。
今回は、前庭覚がどのようにバランスや姿勢に関わっているのかを解説します。
・前庭覚とは?
前庭覚とは、耳の奥にある前庭器官が感知する感覚のことを指します。前庭器官は、主に体の傾きや頭の位置、加速や減速などの動きを感知し、脳に情報を送ります。この情報をもとに、脳は筋肉や関節に指示を送り、体のバランスを保つための調整を行います。
・前庭覚とバランスの関係
前庭覚は、私たちが動いている際に体のバランスを取るために非常に重要です。例えば、電車の中で急に揺れたときでも倒れずに踏ん張れるのは、前庭器官がその揺れを感知し、素早く体の筋肉を動かしてバランスを取るからです。また、前庭覚は視覚や触覚と連携しながら働き、体全体のバランスを保つために重要な役割を果たしています。
・姿勢制御にも深く関わる
前庭覚は単にバランスだけでなく、私たちが正しい姿勢を保つためにも関与しています。前庭器官が感知する頭や体の傾きを元に、脳は無意識のうちに姿勢を調整します。デスクワークや長時間のスマホ使用など、現代では姿勢が崩れやすい場面が増えていますが、前庭覚の機能がしっかり働くことで、姿勢の崩れを防ぎ、体の疲労感を軽減させる効果も期待できます。
まとめ
前庭覚は、私たちが無意識のうちにバランスを保ち、正しい姿勢を維持するために非常に重要な感覚です。これが正常に働くことで、日常生活の中で安定した動作や姿勢が保たれ、転倒やケガのリスクも減少します。次回の記事では、前庭覚を鍛えるための簡単なトレーニング方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Handmade Stretch 和光市
◇住所:埼玉県和光市本町3-13タウンコート・エクセル506 (和光市駅1分)
セラピスト:坂本 拓海
所持資格:NSCA-CPT
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