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前回の記事で解説した「前庭覚」が、私たちのバランスや姿勢制御にどれほど重要か理解していただけたかと思います。
今回は、その前庭覚を鍛えるために、日常生活の中で簡単に取り入れられるトレーニング方法を紹介します。
前庭覚の復習
前庭覚とは、耳の奥にある前庭器官が体の動きや頭の位置を感知し、バランスを保つために脳に情報を送る機能です。この感覚が正しく働くことで、無意識に体のバランスを取り、正しい姿勢を維持することができます。
・前庭覚を鍛えるためのトレーニング
1. 頭を固定して目線を動かす
頭を動かさずに、目線だけを左右や上下に動かすトレーニングも前庭覚の強化に有効です。視覚と前庭覚は密接に連携しているため、目を動かすことで前庭器官がバランスを取るために働きます。座った状態でも、立っている状態でも行えるため、日常的に取り入れやすいトレーニングです。
2. 目線を固定して頭を動かす
次に、目線を一点に固定しながら、頭をゆっくり左右に動かします。この動作は、前庭器官が頭の動きと体のバランスを感知し、筋肉や体幹を使って安定を保とうとするため、前庭覚のトレーニングに適しています。慣れてきたら、前後や斜め方向にも頭を動かして、さらにバランス感覚を高めましょう。
3. 片足立ち
片足でバランスを取るトレーニングは、前庭覚を強化するために非常に効果的です。まずは、安定した場所で片足を上げて、30秒間バランスを保ちます。片足立ちは、前庭器官が体の傾きを感知し、体幹を使ってバランスを保とうとするため、効果的なトレーニングです。さらにチャレンジとして、目を閉じて行うことで、視覚情報が無くなる分、前庭覚がより活性化されます。
視覚を使ったはトレーニングは一気にやると気持ち悪くなることもあるので、無理ない範囲で挑戦してみましょう!
Handmade Stretch 和光市
◇住所:埼玉県和光市本町3-13タウンコート・エクセル506 (和光市駅1分)
セラピスト:坂本 拓海
所持資格:NSCA-CPT
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