シワ・たるみなどのあらゆる肌トラブルに!光フェイシャルの3大効果

光フェイシャルを受けている女性

「最近、ほうれい線にファンデーションが溜まるようになった…。」

「しわやたるみ、くすみなど、改善したい肌トラブルがいくつもある!」

加齢とともに肌が変化すると、若い頃とは違い悩みが尽きないもの。肌のために何かをしたいと思っていても、何をすべきか分からない方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、エステサロンで受けられる、しわやたるみなど複数の肌トラブルに効果がある「光フェイシャル」の効果や特徴をお伝えします。更に料金や最適な頻度、注意事項にも触れ、光フェイシャルについて徹底的に解説します。

エステサロンで受けられる光フェイシャルは、「フォト美顔」、「IPL」、「光エステ」とも呼ばれていますが、クリニックで受ける施術は「フォトフェイシャル」と呼ばれています。光フェイシャルとの違いについては6章で述べています。

光フェイシャルに興味がある方や、美しい肌を手に入れたい方は、ぜひ参考にして下さい。


1.複数の光があらゆるトラブルにアプローチして効果を発揮する「光フェイシャル」

フェイシャルエステ

光フェイシャルは、さまざまな波長が含まれる特殊な光を肌に照射することで、肌内部に届いた光が作用して細胞組織が活性化され、肌トラブルの改善が期待できる施術です。

光フェイシャルで使用される光の色は大きく分けて4種類あり、それぞれ効果が異なります。波長が長いものは真皮層の繊維芽細胞(せんいがさいぼう)まで到達するので、2で説明している美肌効果がもたらされます。

 

【波長が長い】

・赤色 真皮層の繊維芽細胞までアプローチし、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、ハリをもたらす

・黄色 酸化ヘモグロビン・メラニン色素に反応し、くすみを改善

【波長が短い】

・青色 活性酸素誘導(紫外線やストレスにより増える、コラーゲンを破壊してしまう「活性酸素」を減らすこと)により、皮脂の過剰分泌を抑えニキビや毛穴に作用

・黄緑色 メラニン色素を薄くするため、美白ケアや色素沈着に作用

エステサロンで使用されるマシンは基本的にこの4色の光全てを同時に照射しますが、機械によっては1色しかないものもあるため、カウンセリングの段階でスタッフに聞くことをおすすめします。


2.美肌効果

繊維芽細胞の図

2-1.美肌効果によりシワ・たるみが改善

光フェイシャルの赤色の光には、シワやたるみを改善する美肌効果があります。また、青色の光には、皮脂の分泌が過剰な肌に光を照射すると、ニキビができにくくなる肌になるという嬉しい効果もあります。

2-2.美肌効果のメカニズム

光フェイシャルを照射すると、赤色の光によって肌の真皮層にある繊維芽細胞が活性化され、肌の内側から潤いとハリがもたらされます。繊維芽細胞は、肌のハリや弾力を保つコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸という3つの代表的なタンパク質を生成する性質を持っています。

・コラーゲン 皮膚の強度を保つタンパク質。ハリのある肌に大切な成分で真皮の70%を占めており、真皮の構造を作る主要成分。

・エラスチン 皮膚の弾力性を保つタンパク質。真皮の2~3%を占めている。「ぷるぷるした肌」になるには、コラーゲンよりもエラスチンが必要。

・ヒアルロン酸 皮膚の水分を保つために必要な粘性のあるタンパク質。保湿力に優れた「潤い肌」に必要な成分。

光が繊維芽細胞まで届くと細胞はストレスを感じ、自己防衛反応を起こします。すると、光の刺激から肌を守るために細胞分裂を積極的に行い、3つのタンパク質を一気に沢山作ります。その結果、肌の表皮のシワになっている窪みの部分が持ち上がり、シワやたるみが改善されるのです。

説明が長くなりましたが、まとめると、

①光を照射する

②繊維芽細胞が活性化される

③コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の3つのタンパク質が生成される

④肌にハリ・潤いが増し、シワやたるみが改善される

という流れで美肌効果が生まれます。


3.美白効果

3-1.美白効果によりシミが薄くなる

光フェイシャルの黄緑色の光には、シミやくすみが薄くなるという美白効果があります。この効果には肌のターンオーバーが関係しているため、下でメカニズムを解説します。

3-2.美白効果のメカニズム

1章では光フェイシャルで肌トラブルの改善が期待できると述べましたが、そもそも肌トラブルの改善とは肌のターンオーバーが正常化されることで納まるのです。ターンオーバーとは、肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりのことを指し、正常な場合の周期は約1ヶ月です。このターンオーバーのサイクルが乱れると、肌のトラブルが起こる原因になります。

シミの元であるメラニン色素は、通常であればターンオーバーによって細胞とともに剥がれ落ちますが、加齢やストレスによってターンオーバーが乱れると、押し出されることなく蓄積されてしまいます。これが肌表面にシミとなって表れるのです。

赤色の光を照射することで肌のターンオーバーが整うと、それと同時に古い角質が剥がれ落ちると同時にシミの元であるメラニン色素が排出されるので、シミが薄くなります。


4.血管収縮効果

4-1.血管収縮効果により赤みが改善

光フェイシャルの黄色い光には血管を収縮させる効果があります。

4-2.血管収縮効果のメカニズム

赤みの原因は、顔に密集している毛細血管にあるヘモグロビン(血の赤い色)が透けて見えることです。赤い色素に反応する黄色い光を照射することによって、毛細血管を収縮させて、肌の赤みを改善に導きます。

 

補足ですが、光フェイシャルで使用される光の種類はIPL(インテンスパルスライト)というものなのですが、IPLには弱い脱毛効果があります。元々「光脱毛」と呼ばれる脱毛施術は、IPLが持つ脱毛効果に注目されて開発されたものです。

光フェイシャルは美肌に特化した施術なので脱毛効果は実感しにくいため、脱毛効果を優先する方は「光脱毛」のメニューがあるエステサロンを選びましょう。


5.光フェイシャルはいつから効果が出る?

肌を気にしている女性

5-1.定期的に受けることで徐々に肌質が改善される

光フェイシャルは、定期的かつ持続的に通った末に効果が感じられます。1回目の施術でたるみやくすみ、毛穴の引き締め効果を実感することがありますが、実はその効果が続くのは1週間ほど。エステで一時的に肌が綺麗になっても、紫外線によるダメージなどで徐々に肌の状態が元に戻ってしまうのです。

光フェイシャルを定期的に受けることで肌のターンオーバーが整い、トラブルが起こりにくい肌になります。根本的な肌質の改善をするためには、どうしても定期的かつ持続的なケアが必要です。

5-2.理想の頻度は1ヶ月に1回、受けすぎはNG

光フェイシャルは、肌のターンオーバーに合わせて1ヶ月に1回のペースで施術を受けるのが理想です。

また、短期間で施術を多く受ければ、効果が高まるというわけではありません。間隔を詰めて施術を受けてしまうと肌に負担がかかってしまうため、1ヶ月に1回という頻度を守りましょう。


6.クリニックで受けるフォトフェイシャル、家庭用美顔器との違い

この章では、エステで受ける光フェイシャルと美容クリニックで受けるフォトフェイシャル、そして光フェイシャルの機能がある美顔器のそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて表にまとめます。

 

エステサロンの光フェイシャル

クリニックのフォトフェイシャル

美顔器

効果の

持続性

効果を持続したい場合は施術を継続する必要性がある

(※1)約83%が4年後も効果を実感

効果を持続したい場合は施術を継続する必要性がある

光の種類

・瞬間的に光るIPL(インテンス

パルスライト)

・瞬間的に光るIPL(インテンス

パルスライト)

・光がゆっくり拡散されるLED

(赤、青、緑色など)

値段

(※2

15,000円/1

30,000円/1

40,000円/1

痛み

ほとんどない(個人差あり)

ゴムで「パチン」と弾くような痛み。

クリニックによっては麻酔クリームを塗って施術をする。

ほとんどない

メリット

・痛みがほとんど無い

1回あたり1万円台とクリニックに比べて安価

・ダウンタイムが無く、照射直後からメイク可能

・出力が高い

・出力が高く、効果を実感するまでが短期間

・一度購入すれば何度でも使用できるため、1回あたりの値段が最安

・自宅で好きな時にケアが可能

デメリット

・出力が低いので、効果を実感するまで回数を重ねる必要がある

1回あたりの値段がエステに比べて高い

・ダウンタイムがある

・痛みがある(個人差あり)

・出力が低いので、効果を実感するまで回数を重ねる必要がある

・プレケア・アフターケアが十分出来ない

1:アメリカのジョン・ホプキンス医科大学皮膚科のロバート.A.ワイズ助教授らが2002年に発表した論文に基づく。 https://europepmc.org/article/med/12472489 

2:大手ポータルサイトの口コミ&評価ランキングの1位~10位を基に算出。


7.光フェイシャルの施術内容

エステサロンで受ける一般的な光フェイシャルの手順は以下の通りです。

①カウンセリングを受ける

肌トラブルの経緯や悩み、現在の肌の状態をチェック。

②クレンジング・洗顔

メイク落としと洗顔をされ、肌が清潔な状態になります。

③顔全体に光が照射される

肌を保護するために顔全体にジェルが塗布され、目を保護するアイカバーを装着して光を照射されます。

④保湿パック

ジェルが拭き取られ、肌が火照っている場合は保冷剤などでクールダウン。続いて、化粧水や美容液などでしっかり保湿ケアをしてくれます。


8.光フェイシャルの注意事項

美肌の女性

8-1.日焼けをしている、これからする予定の方は施術NG

光フェイシャルは黒い色素に反応してダメージを与える可能性があるため、日焼けをしている肌に照射はできません。また、施術を受けた後に日焼けをしてしまうと、肌のメラニン色素が活性化して炎症や色素沈着を起こす場合があるため、照射後の日焼けはNGです。

8-2.肝斑(かんぱん)がある方は要注意

シミの一種である肝斑に光を照射すると悪化してしまうため、注意が必要です。肝斑は女性ホルモンの影響によって発生する色素沈着で、メラニン色素が原因でできるシミとは仕組みが異なります。肌にシミがある方は、肝斑ではないか確認をしてから光フェイシャルを受けましょう。

自分のシミが肝斑なのかどうかを調べたい方は、簡単にチェックできるこちらのwebサイトをご活用下さい。

もしかして、肝斑かもしれない。肝斑シンプルチェック

8-3.妊娠中、光アレルギーの方は施術を受けられない

妊娠中はホルモンバランスが不安定で肌のトラブルが起こりやすいため、光フェイシャルの施術は控えましょう。そして、光アレルギー(光線過敏症)の方が光フェイシャルを受けると肌に赤みや炎症、発疹が出てしまうため、避けてください。

8-4.乾燥しがちになるため、保湿をしっかりする

光フェイシャルは副作用が起こりにくい施術ですが、「光を照射して肌を刺激する」という行為を行っているので、施術後はいつも以上に肌が乾燥しやすい状態になります。照射後はサロンの保湿ケアとは別に、自宅でもシートマスクを使用するなど、乾燥しないように心がけましょう。

8-5.UVケアをしっかりする

光を照射した後はUVケアをしっかりしましょう。肌のメラニン色素が活性化して炎症や色素沈着を起こす場合がるため、照射後はなるべく1週間は紫外線に当たらないようにし、数時間おきに日焼け止めクリームを塗り直してください。


9.まとめ

今回の記事では、さまざまな肌トラブルに効果がある光フェイシャルの効果や注意点、そしてクリニックや家庭用美顔器と比較し、詳しく解説しました。

エステサロンで受ける光フェイシャルの施術には、「美肌効果」「美白効果」「血管収縮効果」があります。

・しわ・たるみ・くすみ・シミなどの肌トラブルを改善したい方

・手ごろな価格でお試しの1回を受けてみたい方

・肌が弱い方・痛みに弱い方

これらに当てはまる方は、光フェイシャルの施術を受けることをおすすめします。光フェイシャルについての正しい知識を得て、トラブルが起こりにくい美肌を目指しましょう!