豊田市日南町の
パーソナルトレーニングジム
「BODY SMILE」
パーソナルトレーナーの宮崎です(^^)
自粛期間が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
ふと今の状況と中学2年生の夏の状況が似てるな~と思い気づきがあったので振り返りながら綴っていきます。
もう17年前のことになりますが中学2年生の夏のことです。
(この一文を書いて年を感じる(笑))
僕がいた中学校のサッカー部は過ごした3年間で一度だけ県大会出場を果たしたことがありますが、その県大会も初戦で0-5(記憶曖昧)というサッカーとは思えないスコアで負けるといったようなレベルのチームでした。
そんなチームでしたが後々全国2位になった強豪チームに勝ってしまったことがあります。
そう、勝ってしまったんです(^^;
奇跡的にも勝てた試合までに何が起きていたのかを軽く振り返りながら綴っていきます。
目次
【試合1ヶ月前にチームメイトが事件を起こす】
【容赦なく告げられた罰走】
【制限されることで上がるモチベーションと主体性】
【走り続けて迎えた運命の試合】
【振り返って気づいたこと】
【中学2年生の夏とコロナ自粛期間の共通点】
【HP】
【インスタグラム】
【フェイスブック】
【店舗情報】
【試合1ヶ月前にチームメイトが事件を起こす】
夏休みに入るかという頃、人づてに衝撃ニュースが飛び込んできました。
「○○と○○がプロレスしてて交流館の窓を割ったらしいよ」
もう完全に???です。
学校で窓割ることなら稀に起こりうることだと思いますが
交流館でプロレス
男は取っ組み合って成長する生き物とはいえ、あんなに静けさ漂う公共施設でプロレスはさすがにびっくりです。そしてついでのように窓を割り挙句の果てに問題を起こしたのは「サッカー部のチームメイト」だったのでした。
【容赦なく告げられた罰走】
プロレス事件後1発目の部活。
監督の挨拶から始まります。
もうすでに何が起きるかを察している様子のチームメイト達。
厳しいお告げを受けます。
「バカが交流館の窓割ったから、夏休み終わるまでボール触るな」
「ずっと走っとけ」
今のご時世だと問題になりかねないようなことを言われ「連帯責任」としてひたすら罰走をこなす日々が始まります。
スパイクシューズを履くことなく運動靴のまま外周を1時間、坂道ダッシュたくさん、リレーたくさん(^^;
陸上部だっけ?と錯覚を起こすような毎日を送ります。
【制限されることで上がるモチベーションと主体性】
サッカー部なのに一切ボールを触らないでいると、サッカーがやりたくてしょうがなくなってきます。
幸か不幸か制限されることでサッカーが好きなことが再確認できましたし、サッカーに対するモチベーションも上がります。
チームメイト達もこの気持ちは同じだったようで部活での走り込みが終わると一旦家に帰りお昼ご飯を食べて、またグラウンドに集合し日が暮れるまでサッカーをやるようになりました。
サッカーを制限されていたはずが結果的に今までで一番の練習量になりました。
好きなことをやる気持ちと自主的に集まって練習をする主体性が乗っかってチーム全体が各段に上手くなった時期でした(^^)
部活の練習では決められたメニューを特に何も考えず(考えることを知らなかった)でただただ一生懸命やるだけでしたので自分で考えてやる練習は新鮮でいい経験でした。
当時は「制限」から解放され楽しいという気持ちばっかりでボールを蹴っていたので上手くなってる自覚はありませんでしたが(笑)
【走り続けて迎えた運命の試合】
監督の宣言通り、部活では一度もボールを触ることなく試合を迎えます。
(走り込みホントに辛かった!)
しかも相手は強豪校、1年後に全国準優勝を果たした全国レベルのチームです。
正直に言うと負けると思っていました。
気持ちでどうこうなるレベル差ではないと思っていたんです。
弱気も弱気で試合が始まりましたがその気持ちも一気に吹っ飛びました。
「あれ?意外と試合できてる・・・」
試合が始まってやっと気づくことができましたが、1ヵ月の走り込み(罰走)とボリュームたっぷりの自主練でいつの間にか全国レベルと戦えるまでに成長していました。
とはいえ展開は劣勢で押し込まれる時間帯が続きましたが、1ヵ月の走り込み(罰走)で得た無尽蔵のスタミナで粘りに粘り(監督ありがとう)後半にハーフライン近くからのフリーキックを仲間が決め(人生に一度といえる神業)1-0で勝ちました。
【振り返って気づいたこと】
問題発生から勝利を掴むまでの一連の流れを振り返ると
「単純な体力」「好きなことをやるモチベーション」「主体的に動く」
この3点が勝利のカギだったんだなと思います。
当時に気がついていればもっとサッカー上手くなってたかもしれませんが、その後は走り込みも自主練も減ったので僕個人もチームも鳴かず飛ばずでした(笑)
残念ながら当時はこの経験を活かせませんでしたが、どうやら今になって経験を活かす時が来たようです(^^)
【中学2年生の夏とコロナ自粛期間の共通点】
「共通点」
これは単純に
「制限」
当時はサッカーを制限され
今はコロナにより外出を制限されています。
何かを「制限」するということは一見、不自由に思えます。
しかし実際はコロナの影響で「オンラインミーティング」の便利さが広まったり世界的には「地球温暖化が軽減」されていたりと「制限」の裏には「新しい発見」があります。
僕自身も中学校での経験を活かし自分自身に目を向けてあらためて「栄養が体内でどんな働きをするのか」を調べるのが好きだと再認識できましたし、料理を楽しめる「新たな自分」にも気づくことができました。
「制限」は新しいことにチャレンジするきっかけにもなり自分の好きなことは何かを再認識するきっかけにもなります。
「制限」=不自由
ではなく
「制限」=発見のチャンス
と思いながら「外出自粛」の日々を過ごしていきたいと感じた、そんなお話でした(^^)