こんにちは!
市ヶ谷整体院の野元です!
22:00~翌2:00はお肌のゴールデンタイムだから、その時間、もしくは遅くとも24:00までには寝るように、というお話を聞いたことがある方は多いと思います。その時間帯に、身体の修復を担う成長ホルモンが出るというのですね。
これ、本当でしょうか?
実はこの説「昔はその時間に寝ている人が多かった」という程度のもので、学術的にはあまり根拠がないそうです。最近の説では、成長ホルモンは時間帯ではなく、眠りについてからの3時間の間に集中的に分泌されると言われています。昔は22時頃には寝る方が多く、そこからの3時間ということで、22:00~翌2:00くらいがゴールデンタイムと言われるようになったそうです。
現代社会ではなかなか22時に眠ることは難しいと思いますが、厳密に入眠時間にこだわらずとも、眠り始めの3時間を、途切れることなくぐっすり眠ることが大切なんだそうです。むしろ、22時までに寝なくちゃ!と気にするあまり、睡眠障害を起こす方が出てくるほうが問題とされているんだとか。ただ、もちろん睡眠をコントロールするメラトニンは光に影響されますので、夜に7時間以上眠ることが一般的には良いとされています。
冬から春への季節の変わり目は、交感神経・副交感神経・免疫系のバランスを崩したり、肌や呼吸器のアレルギーなどを悪化させやすい季節です。せめてしっかりと睡眠は取りたいものですよね。
ところで2014年のお話ですが、当時でさえ、なんと女子高生の4割が1日6時間以上スマホや携帯電話を使っているという実体調査が出ていました。そのうち12時間以上という回答が1割もあったというから驚きです。食べながら、話しながら、歩きながら、寝る直前まで、ということなんでしょうが、これでは十分な良質の睡眠を取ることは期待できません。スマホやPC、テレビなどの強い光を寝る前に見続けることは良くありません。
寝つきが悪いという方は、入眠1時間前には部屋の明かりを落としぎみにして、ディスプレイを見るのではなく、静かな音楽や紙の本での読書などを楽しんでみてくださいね。日本人の老いも若きも約5人に1人は睡眠に関する悩みを抱えていると言われていますが、お薬に頼るのは最後の手段として、まずは生活習慣から見直してみることが大切です!
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