こんにちは!
市ヶ谷整体院の野元です!
お菓子作りなどをされる方にはお馴染みのゼラチン。ゼリーなどを固める、あのゼラチンの健康効果をご存知ですか?
ゼラチンは、コラーゲンを分解して分子量の小さくなったものと言えば、美肌やアンチエイジングに興味のある方にはわかりやすいでしょうか?
この場合のコラーゲンは、動物や魚の骨や皮から取り出されるコラーゲンで、一般に「コラーゲン」として健康食品などとして販売されている商品は、実際にはゼラチンをさらに分解して分子量を小さくした「コラーゲンペプチド」のこと。ここからさらに分子量が小さくなるとアミノ酸になります。
コラーゲンで美肌になる、関節に良いなどという効果は、よく聞かれます。でも実はそれだけではなく、皮膚、爪、骨、血管など、人体にはありとあらゆるところにコラーゲンが使われています。身体の材料というだけでなく、免疫をつかさどるマクロファージリンパ球にも影響し、免疫機能を賦活するという実験結果が出ています。
大阪医科大学のマウス実験による免疫機能賦活作用の研究では、さまざまな原材料のコラーゲンが使われたのですが、その中でも豚由来のものが一番高確率(83%)にガン細胞の発生を抑制したという結果が出ています(あくまで動物実験ですが)。
ゼラチンを食べたら即抗がん効果!というわけにはいかないでしょうが、免疫力を高めるのはある程度確かなようです。
美容用のコラーゲンでなくゼラチンでも良いのなら、摂取のコストパフォーマンスは良くなりますね!また、例えば鳥の手羽元や手羽先、骨付きの魚などを煮込んだ煮こごりも立派なコラーゲンです。
NYを中心に流行し、最近は日本で名前を聞くようになったボーンブロス(骨スープ)も、効果の源は骨からスープをじっくり煮出すことにより摂取できるゼラチンやアミノ酸などの豊富な栄養素によります。
ちなみに、ゼラチンやコラーゲンはビタミンCと一緒に取ると効果がアップしますので、ぜひ一緒に取るようにしてくださいね!
また、ゼラチンにはアミノ酸の一種である「グリシン」が含まれます。これは睡眠サポート薬の主成分でもあります。
そのせいか、ゼラチンを食べると睡眠サポートに効果があるという意見もあるようですよ!
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