今年の冬は暖冬で、最近では日差しが暖かく寒さ対策に油断しがちですが、こんな時こそ気を付けて下さい!
厚着をし過ぎて汗をかき、その汗で体が冷えてしまったり、日中暖かい時に薄着にしてしまい夜に冷えてしまったりします。暖かい日でも、一枚羽織れる物を用意しておくといいでしょう!
具体的に「ここに異常がある」「ここがツラい」というわけではなく、全体的な美や健康の底上げを目指すなら、とりあえず押さえておきたいツボが4つあります。
たくさんの経絡が交差している「足三里」(あしさんり)「三陰交」(さんいんこう)「百会」(ひゃくえ)「湧泉」(ゆうせん)です。
1つのツボで多くのケアができるため、手っ取り早く全身のバランスを整えたい人にはオススメです!
1.足三里
むこうずねの骨を下側から指で探っていくと、ちょうどひざの皿状の骨の下にゴツゴツとしたふくらみがあり、そこから指の幅2本分外側の場所(下の絵の赤い点)
[ここに効く]
胃経にあるツボで、胃腸の調子を整える働きを活発にしてくれます。漢方医学では健康に暮らすためのエネルギー源を作る胃と脾をとても重視しています。
このツボを定期的に温め続けると、健康維持、体力増進、体温・免疫力・抵抗力アップを図ることができ、風邪の症状にも効果があります。また、空腹でもない時にお腹が鳴る時には、胃が冷えているために機能が低下していることが多いので、このツボを押さえると良いでしょう。