こんにちは!シャキット整体院です!
本日は血行不良と姿勢の関係について解説していきます!
血行のしくみ
全身をくまなく循環する血液
大人の血管の全長は、なんと約9万kmもあり、心臓から大動脈へと押し出された血液は、動脈、毛細血管、静脈を通って、最後に大静脈から再び心臓に流れ込んでいます。それぞれの血管はその役割に適した構造になっていて、高い圧力がかかる動脈の血管壁は厚く、重力に逆らって下から上へ血液を押し上げる静脈には逆流を防ぐ弁があります。
筋肉が硬くなると血行が悪くなる
血管の壁が厚く弾力性に富む動脈は、心臓の収縮により送り出された血液の圧力でふくらんだり収縮したりして血液を送っています。それに対して静脈は自分で血液を運ぶ力はほとんどなく、足の筋肉が収縮したり弛緩したりしてポンプのように血液を押し上げています。
そのため、長時間同じ姿勢をとり続けたり、運動不足だったりすると、筋肉が硬くなって血液を押し上げる力が弱くなり、血行が悪くなってしまいます。
交感神経が血管の収縮と拡張をコントロールしている
寒い時に手足の先が冷たくなるのは、皮膚の血管が収縮し、血行が悪くなって皮膚まで運ばれる血液が少なくなったためです。
このような血管の伸縮をコントロールしているのが自律神経の交感神経。寒い時は皮膚の表面から体温が奪われないように血管が縮み、反対に体温が高い時は皮膚から熱を発散しやすいように血管を広げます。
動脈のしくみ・静脈のしくみ
動脈のしくみ
心臓から伸びている動脈は、枝のように細い血管に分かれていき、毛細血管まで新鮮な血液を送り届けます。
静脈のしくみ
細胞から二酸化炭素などの老廃物を受け取った血液は、毛細血管から小静脈、大静脈へとしだいに太い血管に集まってきます。
毛細血管
毛細血管は、直径100分の1mm程度の極細の血管。全身に分布し、骨の中にまであります。各組織内を網の目のように走り、組織細胞に酸素や栄養分を運び、二酸化炭素や老廃物を受け取ります。
筋肉の疲れによる血行不良かもしれません。
長時間座ったままだったり、中腰姿勢を続けたりすると、筋肉の血行が悪くなり、筋肉は硬くこわばって痛みを生じます。
また、硬くなった筋肉は血管を圧迫するため、さらに血行が悪くなって痛みが増すという具合に、悪循環を繰り返します。
痛みを改善するためには、長い時間同じ姿勢を続けないようにし、適度な休息を心がけましょう。
また、血行を改善するための入浴やマッサージ、十分に睡眠をとることや、背筋や腹筋を鍛えるための適度な運動やストレッチなども効果的です。
慢性的な腰痛 -末梢神経圧迫タイプ
動かすと痛い、しびれる、あなたの腰痛は「末梢神経圧迫」タイプ
末梢神経が圧迫されてダメージを受けたことによる痛みかもしれません。
長時間座ったままだったり、無理な動作を重ねたりすると、筋肉が疲れて硬くこわばり、血管を圧迫するため血行が悪くなります。血行が悪くなると、神経への酸素や栄養供給が上手くいかなくなり、神経の働きが低下し症状を引き起こすことがあります。
このような、しびれを伴う痛みを改善するためには、末梢神経の働きを改善させるビタミンB12が効果的です。ビタミンB12はレバーなどに多く含まれています。また葉酸も活性型ビタミンB12と一緒になって、神経修復作用を強化します。
冷え性
血流が悪いと出る症状の一つに冷え性があります。
血行不良で血の巡りが悪くなると、体の末端にある毛細血管に血液が届きません。私たちの体は血液によって体温調節しているので、末端まで血液が届かないと冷え性の原因となるのです。
血行を良くするポイント
血行とは血液が体を巡ることです。血行不良になると酸素や栄養素を全身に運んだり二酸化炭素や老廃物を回収したりする血液の重要なはたらきが十分に行えなくなります。
血行は冷えや運動不足、食生活の乱れや水分不足、ストレスや喫煙などさまざまな原因で悪化してしまいます。
血行を良くするにはこまめに水分を摂って運動や入浴の習慣を付け、きつい靴や衣服を避けるとともに禁煙を心掛けましょう。
血行不良は冷えやむくみ、肩こり・腰痛や眼精疲労、肌のトラブルなど多くの体調不良をもたらします。
また致命的なエコノミークラス症候群を含む血管の病気の原因ともなります。

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